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2018.11.23

中国人女性の美容に対する意識、どこまで変わった?

年々増え続け、2017年には延べ700万人以上が日本を訪れた(※1)中国人。

その消費は、「爆買い」が落ち着いてからもインバウンド産業の最大ターゲット層であり続けているという。最近では、中国人の中でも旅行先として日本の人気が高まっており、中国の旅行予約サイト大手、携程旅行網(シートリップ)が発表した今年の国慶節期間中の人気旅行先ランキングでは、日本が初めて首位に立った(※2)。

そんな訪日中国人が日本滞在中に購入する品目の中で、特に多く購入されているのが化粧品だ。このことから、おそらく美容意識が高いと思われる中国人女性は日々どんなことを意識し、また、どれくらい美容に対して支出をしているのだろうか?今回、調査が行われたので、早速、紹介していきたい。

お肌や髪のお手入れを大切にする中国人女性。ムダ毛はあまり気にならない?

越境ECの利用習慣があり、かつ過去1年間に訪日経験のある中国人女性に対して美容のために普段意識していることを聞いた調査では【図1】、意識している人の多い順に、顔のスキンケア、UV対策、ヘアケア・頭皮ケア、保湿・加湿、ボディのスキンケア、となった。特に顔のスキンケアとUV対策については意識していると答えた人が8割を超えており、中国人女性にとっては顔の美白が美容に関する最大の関心事のようだ。

一方、意識していると答えた人が最も少なかった項目はムダ毛の処理だった。日本人女性では気にする人の多いムダ毛だが、中国人女性はあまり気にしない人が多いようだ。

ミレニアル世代以降は“外見の美”、ミレニアル世代以前は“内面の美”を比較的意識しやすい

続いて9つの項目について、意識している人の割合が年代別で比べられた【図2】。眉毛・髭・まつ毛のケアやムダ毛の処理については年齢が低くなるほど意識している人の割合が高く、中国人女性の中でも若い人には意識されている項目であることが明らかに。一方、睡眠やサプリメントについては比較的年齢の高い層で意識している人の割合が高くなっている。

中国人女性の美容に対する意識は年代による違いが大きく、ミレニアル世代以降(20代~30代)は比較的“外見の美”を、ミレニアル世代以前(40代以上)は比較的“内面の美”を重視しやすい様子がうかがえる。

化粧品により多くのお金を使うのは35歳未満の若い世代。

さらに意識だけでなく、化粧品に対する1か月あたりの支出金額についても調べられた【図3】。化粧品に対する支出金額には、30代半ばを境に大きな差が見られる。35歳未満では1か月あたり1,000元以上使っていると答えた人が6割を超える一方、35以上では半数程度に留まっており、若い世代が化粧品により多くのお金を使っていることが明らかに。

“外見の美”に対する意識の強さが、化粧品に対する支出金額にも表れている様子がうかがえる。中国人女性に対して“美”をテーマにしたマーケティングを行う際には、年代による大きな違いを考慮する必要がありそうだ。

※1 月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)|統計・データ|日本政府観光局(JNTO)
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_tourists.pdf

※2 中国人の「国慶節」人気旅行先、日本が初の首位 (写真=共同) :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3553935019092018FFE000/


<調査概要>
中国本土の大手市場調査会社モニター会員の協力のもと、越境ECの利用習慣があり、かつ過去1年間に訪日経験のある中国人女性に対して、化粧品ブランドの認知、購買状況や越境ECの利用状況、美容に対する意識等についてアンケート調査が実施された。
・回答期間:2018年6月28日~2018年7月9日
・全体回答者数:4,112人
・本調査対象者数:1,059人
:性年代別インターネット人口に則したウェイトバック集計後の有効サンプルサイズ:1,032 ss

出典元:株式会社ヴァリューズ

構成/こじへい

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