英語の発音チェックができる? Google翻訳の音声認識はかなり高精度
Google翻訳の音声認識の精度は、かなり高い。これは我々が日本語で話しかけてみても、ほとんどまちがわずに認識する事実から確認できる。当然、英語も同等のレベルにあると予測されるので、こちらが話しかけた英語がちゃんとGoogle翻訳に認識されれば、正しい発音であることの証明になるだろう。
日本人の英語は、「L」と「R」がうまく発音できないと言われている。しかし、「L」と「R」が入っていない英文でも正しく認識されない例はいくらでもある。これはなぜだろうか?
Google翻訳に正しく認識させる、英語発音のコツとは?
「What time is it now?」を「掘った芋いじるな」と発音すれば、英語として通じる。これは、日本人の発音とイントネーションの悪さを皮肉ったジョークだ。この英文には「L」も「R」も含まれていないが、イントネーション(声の抑揚)なく発音すれば、Google翻訳の優れた音声認識でも正しく認識してくれない。英語の発音は、正しい発音だけでなく、声の抑揚も大事な要素なのだ。
これらを学習するには、どうよいか? Google翻訳は、ここでも役に立つ。まず、日本語で文章を読み上げ、正しく認識されたことを確認してから翻訳。次に英語で発音させるのだ。これを今度は自分で読み上げ、Google翻訳に正しく英文として認識されれば成功だ。
ただの翻訳アプリではなく、ネイティブスピーカーの教師にもなり得るGoogle翻訳。使い方次第で、外国語の学習やパーソナルトレーニングにもなり得る子のアプリを、上手く活用していこう。
取材・文/ねこリセット