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2018.11.25

あなたは大丈夫?仕事中にできる「デジタル認知症」の予防法

「デジタル認知症」とは、認知症といってもシニアに限定されたものではない。スマホやPCの長時間の利用ですべての年代が起き得るこの「デジタル認知症」について、早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門 研究院の矢澤一良教授に解説してもらい、対処法として休息方法とブレインフードを紹介する。

デジタル認知症とは

デジタル認知症とはどんな認知症なのか。矢澤教授は次のように述べる。

「デジタル認知症とは、PCやスマートフォンの使い過ぎによる情報のインプット過多や機械への依存が引き起こす、記憶力や集中力・注意力の低下のことです。近年のスマートフォンの発展に伴い問題視されつつある現象です。「デジタル認知症」という言葉の由来となる著書を持つドイツの精神科医マンフレッド・スピッツァーによると、デジタル認知症の人の14%が若年認知症になるというデータもあります」

デジタル認知症は、PCやスマホの使い過ぎに原因があることから、当然、依存度が上がれば起きやすくなるという。

「現代のデジタルデバイスとインターネットの組み合わせは、依存度が非常に高いものとなっていることから、すべての年齢の方に注意が必要です。便利だからと依存するだけでなく、上手な付き合い方が必要です」

デジタル認知症の仕組み

デジタル認知症はどのような仕組みで起きるのか。矢澤教授は主に次の2つを挙げる。

1.自分の頭で考えなくなる

「デジタル機器に没入しすぎてしまうと、計算や漢字の書き取りなど、以前は自分の頭でしっかりと考えていたことが不必要になります。そのことにより物事を忘れやすくなったり、思考力や記憶力が低下したりします」

2.報酬系ホルモンの過剰分泌

「SNSやメールは、人間の脳内の報酬系と言われるエンドルフィンやドーパミンが活性化させる作用があるといわれています。メールやSNSの通知が他人から届く際には『予測不能性』があり、それがエンドルフィンやドーパミンが活性化され、過剰分泌するといわれています。それにより、脳内物質のバランスが崩れ、神経細胞が死滅し、その疲れやゴミが蓄積していきます」

デジタル認知症の予防法

デジタル認知症の原因の一つが「自分の頭で考えなくなること」であるとするならば、デジタル機器を使っていても、別のところで計算などを頻繁に行うようにすれば、デジタル認知症は防げるのだろうか。

「デジタル認知症の原因は『自分の頭で考えなくなること』だけではなく、メールやSNSの利用過多や情報のインプット過多など多岐にわたります。例えば、現代人が1日に得ている情報量は平安時代の1年分に匹敵するといわれており、その情報過多が脳の疲れを引き起こしてデジタル認知症の原因となります。

もちろん、なるべく自分の頭を使って考えることは対策のひとつにはなりますが、根本的には『デジタル機器の不必要な使用をなるべく控えること』が最も簡単で効果的な対策と言えるでしょう」

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