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熱々に見えるおでんを食べると余計に熱くなるのはなぜ?

2018.11.25

コーヒーをよく飲む人は痛みを感じにくい?

 注射であれ腰痛であれ、痛みはなるべく感じたくないものだが、普段の飲料習慣で痛みに対する耐性が高まることが最近の研究で報告されている。その飲料とはコーヒーをはじめとするカフェイン飲料だ。日常的なカフェイン摂取によって脳が痛みのシグナルを処理する仕方に変化が生じるというのだ。

 米・アラバマ大学バーミンガム校のブレル・グッドイン准教授率いる研究チームが今年9月に「Psychopharmacology」で発表した研究では、日頃のカフェイン摂取量と熱と圧力への感受性の関係を探っている。

 62人の実験参加者は日々のカフェイン摂取量と睡眠の実際を記録すると共に、リストバンド型の身体活動を記録する機器(actimetry sensor)を装着して1週間過ごした。そして1週間が経過した後、熱と圧力への耐性を測るテストが課された。

PsyPost」より

 実験の結果、1日に摂取しているカフェインが100mg増えるごとに熱への耐性が5度上がり、圧力への耐性が31.2キロパスカル増すことが明らかになった。つまりコーヒーなどのカフェイン飲料をよく飲む者は痛みを感じにくくなっているのである。ちなみに熱への耐性を測るテストは腕で、圧力への耐性を測るテストは背中の首元の僧帽筋(trapezius)の部分で行なわれた。

 睡眠と痛みへの耐性の関係については特に示されるものはなかったが、これは実験参加者たちが皆比較的よい睡眠をとっているためであるかもしれないということだ。

 研究チームによれば今回のカフェインと痛みへの耐性の関係は現時点では相関関係を示すものであり、因果関係があるものではないと言及している。またカフェインの摂り過ぎにはくれぐれも注意するようにと警告も発している。1日のカフェインの摂取量が400mgを超えると、心身の健康にネガティブな影響を及ぼすということである。

 痛みへの耐性が高められるカフェイン飲料だが、あくまでも適量を守って楽しみたいものだ。

文/仲田しんじ

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