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2018.11.25

キャッシュレス化の加速でポイントカードまとめアプリ「スマホサイフ」と電子スタンプ「光スタンプ」は普及するか?

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

「スマホサイフ」に新しいサービス「光スタンプ」が登場

 現金を使わずにICカードやモバイル端末で買い物をするキャッシュレス決済。日本でのキャッシュレス決済比率は19.8%と諸外国の中でも低く、政府は2025年までにキャッシュレス決済比率を40%まで引き上げることを目標としている。

 現在のキャッシュレス決済はクレジットカードが主流で、Suicaなどの交通系IC、nanaco、WAONなどの商業系ICといった電子マネーも伸びている。さらにキャッシュレス化の先にあるものとして注目されているのが、QRコードの決済=スマホ決済。これからはすべてスマホに一元化された「ウォレット(財布)レス社会」が到来するのではとも言われている。

 すでにスマホひとつ持てば買物ができる状況になりつつあるが、財布に入っているものは現金だけではない。財布をパンパンに膨らませているもの、ポイントカード、スタンプカード、クーポンの類だ。かさばる、面倒、ポイントが集まらないうちに失効してしまうなどで、使わない、もしくはもらってもすぐに捨ててしまう人もいるが、ポイントは現金と同じ、または現金に近い価値があると考えている人は64.5%に上り、決済手段を選ぶときもポイントを重視する人は半数を超える(2012年 日銀 生活意識に関するアンケート)。

 ポイントカードの所持数は平均で20.9枚だが、そのうち財布に入っているのは平均10.7枚。カードを忘れたときにポイントを諦める人は70.5%で、年間約580億円がもらえるはずなのにもらっていない“ユーレイポイント”と化している。

 ウォレットレスなのにポイント、スタンプカード、クーポンなどは別に持って行かなくてはいけない利用者と、清算する際にオペレーションが二重化してしまう事業者双方の不便さを解消するために作られたのが、2016年にサービスを開始した無料アプリ「スマホサイフ」だ。スマホサイフはポイント、スタンプカードをアプリ内で電子化、各社のクーポンをアプリ内で配布、各種決済サービスをアプリに集約できるカードおまとめアプリ。

 提携カードは現在29ブランドで、決済、ポイントカード、スタンプカード、クーポンのサービスが利用可能。サービス開始から2年3か月の2018年10月時点で150万ダウンロードを突破した。

「スマホサイフ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とパナソニックが共同開発し11月よりスタートしたのが、店舗にある卓上発信機にスマホをかざすだけで簡単にスタンプがゲットできる「光スタンプ」。

「光スタンプ」に使われているパナソニックの光ID技術「LinkRay」は、LED光源からLEDの明滅特性を利用して機器固有の光ID信号を発信、スマートフォンのカメラを活用したアプリで受信して関連する情報を提供する。「LinkRay」はカメラの画像認識とは異なりピント合わせが不要で、スマホを光にかざすわずかな時間でスタンプをゲットできるので、レジの滞留時間を短縮。カメラによる撮影ではLEDの明滅を再現するのはできないため、なりすまし不正を防止するセキュリティ性も高い。

「光スタンプ」の使い方は、「スマホサイフ」のアプリをダウンロードしてから、対象店舗のカードをアプリに追加する。対象店舗で右下にある「スタンプを貯める」をタップ、卓上型送信機「光るスタンド」にスマホをかざすとポイントが瞬時に加算される。

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