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2018.11.21

もうひとつの京都の魅力を探る旅【お茶の京都編】

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

 【お茶の京都編】京都観光といえば、古都・京都の歴史ある神社や仏閣めぐり、桜や紅葉が思い浮かぶが、千年の都である京都よりも古い歴史があり、都の食を支えた食材の宝庫であり、手つかずの自然がそのまま残されている「もうひとつの京都」がある。

 宇治茶の産地「お茶の京都」、里山の風景が美しい「森の京都」、日本海の自然豊かな「海の京都」、竹林が広がる「竹の里・乙訓」で、京都府ではこれらのエリアを「もうひとつの京都」として、その魅力を発信している。

 トレンド探検隊では4つのエリアを巡り、それぞれの見どころを探ってきた。今回は「お茶の京都」を紹介する。

「お茶の京都」エリア(山城地域)は京都府の南にあたり、宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市など12の市町村で構成されている。北は京都市、南は奈良県、西は大阪府、東は滋賀県、三重県と接している。地図、アクセス、各スポットといったエリア情報を網羅したeBOOK「お茶の京都」は無料でダウンロードできるので旅の参考に。

福寿園宇治茶工房(宇治市)

 宇治川のほとりにある「宇治茶工房」は、宇治茶の老舗「福寿園」が運営する体験型施設で、お茶づくり体験やお茶料理が味わえる。

 施設内にある「福寿茶寮」では、お茶の中でも最も高級といわれる玉露を味わう「お茶の淹れ方体験」(1188円・税込以下同)を体験。45gで5400円の「宇治玉露・金雲」を使って玉露のおいしい淹れ方を教えてもらいながら極上の玉露を味わった。

 お茶は熱い温度で淹れるほど苦味が出るため、一煎目は40~50℃まで冷ましたお湯で玉露のうまみを堪能する。鉄瓶のお湯は約80℃あるので、何も入っていない湯のみに9分目まで入れて湯のみを温めて、10℃ほど湯の温度を下げる。さらに湯冷ましに湯を移し替えることでさらに10℃下げる。ここでようやく茶葉4gを急須に投入。このときお茶の香りを楽しむのも忘れずに。

 急須に冷ました湯を入れて2分待ち、お茶のうまみが詰まっているので最後の一滴まできっちりと注ぐ。一煎目の玉露は茶のうまみ成分・テアニンが凝縮した濃厚な味なのでお茶だけを味わう。色は薄い黄緑で、舌の上で転がすようにして味わうとまるでだしのようなうまみを感じる。

 二煎目も一度冷ましてから淹れる。お茶の緑色が一煎目より濃く出てくるが、まだうまみは残っているのでお茶だけで。三煎目になると渋味が出てくるので、自家製のほうじ茶の羊羹をお茶うけにしていただく。お茶は六煎ぐらいまで楽しめる。

 一番茶を使った柔らかい葉の玉露は残った茶殻も食べることができる。茶葉はビタミンAやビタミンE、クロロフィルなど栄養分が詰まっており美容にもよさそう!おだしにつけて食べてみると、青菜を湯がいたような感じで苦味やえぐみはまったく感じない。

「玉露の淹れ方体験」以外にも石うすで抹茶づくり、ほうじ茶づくり、手もみ茶づくりなどさまざまな体験コースがある。茶室もあり煎茶道教室を開催。また、福寿園宇治茶工房がある一帯は、足利義満によって指定された宇治七茗園のひとつ「朝日園」が拓かれた場所であり、敷地内にある茶園では季節限定で茶摘み体験もできる。昔の製茶機などの宇治茶に関する展示の宇治資料館も無料で見学可能。

 ショップでは今回体験で味わった玉露「金雲」をはじめオリジナルの宇治茶や、お茶を使った菓子、茶器などを販売。最高級玉露からおみやげに使える手頃な価格のお菓子まで幅広くそろえている。

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