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2018.11.12

有名ヘアメイクアーティストと今治タオルとコラボした「肌と髪にとことん優しいタオル」

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

有名ヘアメイクアーティストが今治タオルとコラボした理由とは

 2006年から佐藤可士和さんによるブランディングで認知度や売上がアップした「今治タオル」。タオルといえば今治と認知されるようなポジションを獲得、次なる挑戦としてメーカーブランドの育成に取り組む。

「シャンパーニュ地方にいろいろなシャトーがあるように、今治ブランドの中にたくさんのメーカーがある。自分に合ったタオルが見つけられるような、ブラント別で個性を出していきたいというのが第二フェーズ。そのひとつとしてコラボレーション企画を立ち上げ、第一弾はヘアメイクアップアーティストの中野明海さんにお願いした。中野さんが掲げるコンセプトによって各メーカーの特性が引き出されたと思う」(佐藤さん)

 中野さんは安室奈美恵さんのヘアメイクを26年間担当するなどヘアメイクアップアーティストとして第一線で活躍するかたわら、化粧品や美容ツールの開発、監修も手掛けている。

 中野さんの提案したコンセプトは「肌と髪にとことん優しいタオル」。

 今治タオルのコラボ第一弾として中野さんに白羽の矢が立ったのは理由があった。

「中野さんは多くの著名人を手掛けているトップクラスの人。審美眼という点でクオリティが担保できるということ、かつ業界内でも有名な超タオルフェチだった(笑)。プロフェッショナルとして女性の肌や美を見られる目と、ユーザーとしてのタオル好きの面を持ち合わせた人ということで第一弾のコラボレーターとしてお願いした」(佐藤さん)

「小さいころからタオルの感触を確かめながら眠る子どもで、当時はタオルやタオルケットが贈答品に使われることが多く、家にあったいろいろなタオルの中でも、好きなタオル、嫌いなタオルがあり、それぞれ手触りが違うことを不思議に思っていた。大人になってからも、自分の中で好きなタオルの基準を作って試していた。

 ヘアメイクの現場でもタオルが重要な役割を占めている。女優さんやモデルさんが顔を洗う時に必要だし、前日に泣く芝居があって目が腫れたり、遅くまで仕事をして顔がむくんだりすることもあり、それを治せるのがマッサージとタオル。温めたタオルで首筋や顔を温めたり冷やしたりを繰り返すことで腫れやむくみが引く。タオル無しでは私の仕事は成り立たず、ずっと良いタオルを探していた。タオル愛についていろいろな場所で語っていたのが可士和さんの耳にまで届いたようで、今回のお話をいただいた。どんなタオルが良いのかなんでも言って欲しいとのことだったので、羽のように軽くて、赤ちゃんでも肌に疾患のある人でも大丈夫な優しい肌触りで、肌と髪にとことん優しいタオルを作ってくれたらうれしいと。そのときに話した言葉をそのまま今回のテーマにしていただいた」(中野さん)

 コラボレーションタオルに参加したのは今治タオル工業組合に所属する4社。中野さんが希望を伝えて、その都度試作品を作り中野さん自身がテストをするという作業を繰り返した。

「サンプルを試すために毎日朝と晩にシャワーを浴びて確かめた。家にタオルのつまった段ボールの山ができて歩く場所がなくなったほど。手触り、風合い、使い心地ももちろん、タオル掛けにある状態の美しさまでこだわったので、メーカーのみなさんにはかなり無理なお願いをしてしまった。でも実際に今治に行き、ものづくりの現場を拝見したときは、感動のあまり涙が出たほど」(中野さん)

 4社の製品とも色は共通で、ホワイト、アッシュピンク、グレーの3色。色の選定も中野さんのメイクアップアーティストとしての視点が反映されている。

「アッシュピンクは私のテーマカラー。ピンクだけどピンクじゃない、肌を優しく引き立て、肌がきれいに見える色。発色の良過ぎるピンクだと肌がくすんで見えるので、妙齢の女性には肌よりちょっとくすんだ色をのせると肌が引き立つ。清潔感のある青みがかったグレーは使いこんで黄ばんでしまっても風合いの出る色」(中野さん)

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