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弁護士が教えるTOEIC高得点につながる最短暗記術

2018.11.12

テキストからノートに書き出す

テキストに蛍光マーカーを引きまくるのは、試験勉強の常道だが、これには鬼頭さんは手厳しい。鬼頭さんは、次のように述べる。

「テキストに線を引くほど暗記できません。理由は簡単です。マーカーで線を引くのはその部分をほかよりも目立たせて、印象に残りやすくするためでしょう。それが線だらけになってしまっては、本末転倒。線を引くことによって、ほかの部分と同じになってしまうからです」

鬼頭さんは、「試験に受かる人は、むやみに線を引きません」と強調。日常的にテキストを持ち運ぶ必要すらなく、その日に覚える知識だけを1枚の用紙に書き出して、覚えたら捨てる。書き出す内容も、テキストに載っている順にする必要はなく、例えば、接頭辞が同じ単語を集めて一覧にするなど工夫すれば、ぐっと暗記しやすくなるという。

(画:梓川ななぎ)

声に出して読みあげる

テキストを一生懸命に目で追っても、「記憶に深く刻まれるわけではありません。得られるものは、眼精疲労くらいのものです」と、鬼頭さん。それよりずっと効率的なのは、「声に出して読みあげる」ことだという。

「同じ言語を司る脳の部位でも『文字を認識する部位』『聞こえた言語を認識する部位』『言語を発する部位』は、それぞれに違っているそうです。そのため声に出して読み上げると、『言語を発する部位』が働きますし、自分の声が耳から入って『聞こえた言語を認識する部位』なども動きます。

要するに、なるべくたくさんの部位を総動員して頭に入れるほうがよく覚えるということです」

(画:梓川ななぎ)

上のマンガのように、カフェの中でもスマホを持ちながら、単語リストを読むのもあり。もし、他者のいる場所での音読に気が引けるのなら、息で読み上げる「無声音」というやり方を鬼頭さんはすすめている。

「耳栓やヘッドホンを使えば無声音でも頭蓋内に響いてよく聞こえますし、マスクをすればブツブツと口を動かしているのも隠せます」

ところで、すべての内容を毎回声に出して覚える必要はないとも。最初に知識を頭に入れるインプットでは音読し、思い出せるかどうかを確認するアウトプットでは、パッと出てこない事柄だけを音読すれば十分と、鬼頭さんはアドバイスする。

本書では、上記以外にも使える暗記術が数多く盛り込まれているので、試験を控えている人は一読して、できるものから実践してみるとよいだろう。

鬼頭政人さん プロフィール
1981年東京都生まれ。弁護士。株式会社サイトビジット代表取締役。開成高校(特別優等)、東京大学法学部卒。慶應義塾大学法科大学院に進学した後、在学中に司法試験に一発合格。2007年、石井法律事務所に入所。企業間紛争、民事再生、相続、離婚案件を取り扱う。2010年より株式会社産業革新機構に参画。投資チームにおいて、大型企業再編、ベンチャー投資、中小企業投資に携わる。2013年12月、株式会社サイトビジットを創業。オンライン資格試験サービス「資格スクエア」を運営し、自身の知見をはじめとし、IT技術+脳科学による「最短合格勉強法」を提供している。

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

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