
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
センゴクアラジンはどこでも使用可能
2018年秋、石油ストーブのアラジンより新ブランド「センゴクアラジン」が誕生した。ブランド第1弾のラインナップは「ポータブル ガス ホットプレート プチパン」と「ポータブル ガス ホットプレート グラパン」、「ポータブル ガス ストーブ」の3アイテム。いずれもカセットボンベを使用しており、室内もアウトドアでも使えるのが特徴だ。
ポータブル ガス ホットプレート プチパン(1万7000円+税)
通常、カセットボンベを使うグリルや石油ストーブは、屋外用は安全対策の違いから屋内使用禁止、室内用は風や寒さ対策が万全ではないため屋外使用禁止されている。センゴクアラジンはパワフルかつ屋内使用向けの安定性・安全性を万全とさせることで、屋内外どちらでも使えるようにしているのだ。
小さめテーブルでも使えるコンパクトサイズ
鍋料理もできるプチパンを使ってみた。平プレートとふたをした状態で本体W42×D21.6×H20.5cm。60×60cmの小さなテーブルに載せても、取り皿を置くスペースがある。ファミリーキャンプ用テーブルの天板は120×60cmのものが多く、家族4人ならサイドメニューや飲み物を置く余裕もありそうだ。
5人以上の家族やホームパーティーなら、一回り大きな「ポータブル ガス ホットプレート グラパン」(D48.6×D33×H20.7cm。プレートは超厚プレート1種類で1万5000円)を選ぶほうがいい。
低温時対応タイプの専用カセットボンベをセットする。マグネット式になっているので、切り欠けを上にして近づければ、カチッという音とともにセットできる。
圧力感知安全装置付き。万一立ち消えた場合は、カセットボンベを取り外し、リセットボタンを押す。
点火はライターやマッチ不要。つまみを左いっぱいに回せば着火する。最初はガスが火口に届くまで時間がかかるので、少し時間をおいて着火したほうがいい。
U字型バーナーに炎がついたことを確認してからプレートを置く。2.1kW(1800kcal/h)で、連続燃焼時間は約1時間35分。火力の微調整は厳しい。
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