iPhoneで再生されるYouTube動画の保存方法
iPhoneで再生されるYouTubeの動画については、自宅の固定回線に接続されたWi-Fi(無線LAN)で接続されれば、データ通信量や通信料を意識することなく、好きな時間に好きなだけムービーを楽しめますが、外出先で動画をみようとすると、どうしてもデータ通信量や通信料を意識せざるを得ません。
パケット使い放題の料金プランに入っていなければ、ぜい沢に通信量を消費する動画の視聴は、躊躇してしまいます。
しかし、そもそも、YouTubeの動画って、違法なのでしょうか……?
いろいろ調べてみると、
●動画自体が違法なもの(他の著作者が作成したコンテンツを勝手にアップロードしたもの)をダウンロードするのは違法、動画の著作権保持者が自分自身でアップロードした動画をダウンロードするのは合法?
●個人の利用の範囲内なら合法。ダウンロードした動画を別の場所にアップロードして、それで利益を得るのは違法。
といった説があります。
絶対とはいえませんが、合法のラインに近い内容としては
●私的利用のみで、あきらかに合法的に著作者がアップロードした合法的な動画を提供している合法サイトで合法動画を合法ダウンロードする
のであればOKとなりそうです。
ある弁護士さんの意見では、違法、合法の判断は、第三者が勝手に決める筋合いのものではなく、権利者次第とのことのようです。
こちらのサイトによれば、私用目的で使う限り「現行法では刑事処罰されない」とのことです。「現行法」で「処罰されない」が、「民事では損害賠償を請求される可能性がある」ということです。
なんとか、動画のダウンロードはイケるのか? と思ったら、YouTubeの動画をダウンロードするのは、そもそも規約上ダメです。
https://www.youtube.com/static?template=terms&hl=ja&gl=JP
つまり、YouTubeの動画データをアプリやツールなどのサービスでダウンロードするのは、規約違反です。ただし規約違反イコール違法、という訳ではないとの判断のようです。
YouTubeの動画をなんとか気がねせずに保存する方法はないのか、ちょっと視点を変えて考えてみました。
iPhoneで再生されるYouTube動画を「画面収録」機能で録画
iOS11からiPhoneは「画面収録」という録画機能が搭載されました。こちらは、iPhoneの画面を、収録できるというものです。
設定は実にカンタン。設定→コントロールセンター→コントロールをカスタマイズをタップして、「画面収録」ボタンを追加します。
それから、コントロールセンターを表示すると、画面収録アイコンが表示されるので、それをタップすればiPhoneの画面全体を録画可能です。収録された動画は、「写真」アプリで視聴できます。
これなら、iPhoneの画面を収録していたら、たまたまYoutubeの動画再生画面が映りこんじゃっただけです!
もちろん、この方法で録画した動画を、他所にアップロードしたり、収益を得てはいけないのはいうまでもありません。