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2018.11.09

年金だけで生活できる?老後の暮らしのリアルを検証

昨今、頻繁にニュースで取り沙汰されている“年金問題”や“老後破産”といったワードを耳にすると、老後の生活について真剣に考え始めている人も、そうではない人も「本当に年金だけで生活していけるの?」と疑問に思っているのではないだろうか。今回は皆さんも気になっているであろう年金生活のリアルについて紹介していく。

年金生活者の暮らしとは?

まずは、現状でいくらぐらいの年金が支給されているのか、という点から説明していく。厚生労働省が発表した平成28年度の統計資料によると、国民年金の実際の平均支給額は月額5万5373円、厚生年金の平均支給額は月額14万5638円となっている。すなわち、夫が会社員、妻が専業主婦というモデルに合わせた場合、夫婦の平均の年金支給額は20万1011円となる。

次に、老後の暮らしでは月々どれくらいの支出が必要なのか、という点を説明する。総務省の「家計調査(第3-2表 世帯主の年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出)」(平成30年2月現在)によると、世帯主が60歳以降世帯の平均消費支出額は次のとおりになっている。

・60~69歳の世帯 月額27万9718円
・70歳以降の世帯 月額21万2508円

このことから分かるように、あくまで平均的なデータを参考にしたものではあるが、年金だけで生活していくのは計算上難しく、やはり老後に備えて貯金をしておく必要はあるだろう。

年金生活者支援給付金

一方で年金生活者を支援する新たな仕組みも、2018年11月現在、近々始まる予定となっている。「年金生活者支援給付金」という制度で、一定所得に満たない年金受給者や障害・遺族年金受給者(原則として、生活保護受給者は対象外)に最高月額5千円を支給するというものだ。

当初は平成27年10月から支給される予定だったが、消費税8%→10%への引き上げを2018年10月に先延ばしにしたことに合わせて、年金生活者支援給付金の支給開始も同時期に延期された。

年金と生活保護

まず、生活保護の仕組みについて簡単に説明すると、何らかの事情で全く働けないか、働いていても収入が少なく、以下のような努力をしても生活していけない場合にお金が支給される制度だ。

•働ける限りは働いて収入を得る
•雇用保険や年金などの社会保障による給付をすべて受ける
•預貯金や生命保険などの金融資産を生活費にあてる

年金だけで生活できない場合は?

それでは、65歳以上の高齢者が年金だけで生活できない場合に「年金と生活保護のダブル受給は可能なのか?」と疑問に思う人もいるかもしれない。結論からいうと、年金と生活保護は両方もらうことは可能だ。しかし、年金も収入にカウントされるので、生活保護の支給額は減額されることになり、年金だけで生活できない=生活保護を受ければ大丈夫、ということにはならない。

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