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2018.11.12

認知症の人がいる家族の過半数近くが、今後の不安に対して「対策を講じていない」

2025年には65歳以上の高齢者の約 5人に 1人が発症すると言われている認知症。高齢の両親がいる人にとって他人事ではない問題であるが、実際のところ、認知症の家族にいる人たちはどのような悩み・負担を感じているのだろうか?

今回、認知症の方が家族におり、認知症保険に未加入の全国の男女317人を対象にしたアンケート調査の結果が発表されたので、早速、紹介していきたい。

認知症の人がいる家族は“治療”“介護方法”“負担軽減や今後のリスク”への関心が高い傾向

認知症の方が家族にいる人が認知症について関心のある情報は、「認知症の治療」「認知症の方の介護方法」がともに6割弱となり、関心の高さがうかがえる。また、「負担軽減・今後のリスク」に関する2つの情報も上位に占める結果となった。

認知症の方との共同生活で感じる負担は男性が経済面、女性は体力面といった“性別による傾向の違い”が顕著に。

認知症の方との共同生活で感じる負担については、90.9%の人が「心理的・精神的負担」と回答。また、性別による傾向の違いも見て取れる。「体力的負担(42.0%)」と回答した人は70歳以上を除き、女性が男性を上回る一方、「経済的負担(40.1%)」と回答した人では、30 代~50 代の男性が同年代の女性を上回っている。

さらに、経済的負担を感じている男性においては、30 代・40 代が他の年代に比べ 20 ポイント程度高い結果となった。

経済面を負担と感じる理由は「生活費など日常的な出費」「医療費」が上位を占める。

認知症の方との共同生活で「経済的負担」を選択した127人に、その内実を尋ねた調査では、「衣食住における生活費が増えた」との回答が71.7%と最も高く、次に「入院費や治療費がかかる」が63.8%と高い回答率となった。

一方、破損・損壊の修理費用や賠償費用、訴訟費用、慰謝料など高い頻度で発生しないと考えられる費用に対し負担と感じた人は、それぞれ全体の1割程度という結果に。

今後の不安要素については1位が“継続介護”の不安、2位は“自身の精神状態維持”となり、ともに過半数以上に。

認知症の方との今後の共同生活における不安については、「きちんと介護していけるか」という“継続介護”を不安とする回答が65.6%と最も多い。次いで、「自分の精神を保ち続けられるか」という“自身の精神状態維持”を不安とする回答が62.5%で続き、どちらも過半数を超える結果となった。

また、今後の不安材料として、金銭面の不安を感じている人も一定数見受けられた。そのなかで、「第三者やその所有物への破損・損壊・ケガなどによる多額の賠償請求に対応できるか」に回答している人は10.4%と、全体で比べると割合として低い数値となった。

さらに、「なぜそれが不安に思うのか」と尋ねた調査では、「破損・損壊の修理費用がかかる」「訴訟費用の支払いがある」「慰謝料などの支払いがある」の3つを選択した人からは、「自分の時間が減り、行動や外出が制限される現状の中でストレスがたまる。勝手に店舗等へ連絡してしまい、予定外の修理代金や支払いが発生している。ショートステイやデイサービスを利用しているが、金銭的にいつまで続くのかわからず、不安。(原文ママ)」(48歳、女性)といったコメントがあった。

「不安に思うことは特にない」と回答した人は 6.0%に留まり、9割以上が今後の共同生活に何かしら不安を抱えていることが明らかに。

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