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2018.11.08

実施率はわずか4%、デジタル終活の実態とは?

すっかりメジャーになった「終活」というキーワード。人生の終わりに向けてお墓、遺言の準備、財産相続など、身辺整理を行うことを指すこの言葉だが、一方で、デジタルデータの整理を行う「デジタル終活」についてはどの程度認知されているのだろうか?

今回、シルバー世代に限らない20歳以上の幅広い年代を対象に、「終活」についての意識調査が行われ、その結果が発表されたので、早速、紹介していきたい。

終活の認知率は98%。「終活をしている」11%、「今後終活をしたい」42%

「終活」という言葉自体の認知率は、20~70代の全年代において9割を超えている。

実際に終活をしている人は11%で、上の年代の方が高い傾向だった。上の年代でも、男性より女性のほうが高く、60~70代女性はそれぞれ23%・30%が終活をしており、同年代の男性よりもそれぞれ10ポイント以上高いことがわかる。一方、終活をしていない89%の人の内訳は「今後終活をしたい」(42%)、「終活はしたくない」(6%)、「わからない」(42%)となっている。

「今後終活をしたい」と回答した人を対象に、始めようと思っている時期についての調査も行われた。「今すぐにでも」(8%)、「数年以内には」(26%)といった早いタイミングで始めたいと考える人や、結婚、子供・孫ができたなど「ライフステージに合わせて」という人も22%いた。

終活、なぜする?「家族に迷惑をかけたくない」89%がダントツ。

そもそも、終活をしている人やこれから始める人は、なぜ終活をするのだろうか?

圧倒的に多かった理由が「家族に迷惑を掛けたくないから」で89%。続いて、2位「寝たきりになった場合に備えるため」(48%)、3位「人生の終わり方は自分で決めたいから」(35%)となっている。男女で回答傾向に大きな差があったものが「寝たきりになった場合に備えるため」。男性39%に対し女性54%と15ポイントの差があり、“介護への準備”という視点では女性の方が積極的に取り組もうという人が多いようだ。

希望するお墓のカタチ、1位「家族葬」39%に続き、「自然葬」25%が2位で女性に人気

終活の1つにお墓の準備があります。日本で従来から多く存在した「家族墓」の形態以外に、最近は時代に合わせお墓も多様化している。そこで希望するお墓のカタチについての調査も行われた。

希望が多かった順に、「家族墓」(39%)、「自然葬」(25%)、「合同墓」と「納骨堂」が共に10%、「夫婦墓」(7%)という結果。従来からの家族墓の次に多かった「自然葬」に注目すると、男性よりも女性の方が、希望者が多いことが特徴的だった。

デジタル終活、実施率はわずか4%。しかし「デジタルデータがどうなるのか不安」が59%にのぼる

スマートフォンやパソコンなどに保存しているメッセージやアドレス帳に登録された個人情報、写真や動画、SNSやネットバンク、クレジット情報、金融取引情報など、デジタルデータには様々なものがある。このデータを生前整理しようという“デジタル終活”の実施率は4%だった。成人男女のほとんどの人がデジタル機器を所有する現代だが、実施率はまだ高いとは言えない状況のようだ。

一方で、デジタル終活に関連した考えについては、以下のように半数近くの人がそれぞれ不安を抱いている

・「自分の死後、人には見られたくないデジタルデータがある」(41%)
・「デジタルデータのうち、遺族などに残したいデータがある」(46%)
・「自分にもしものことがあった場合、デジタルデータがどうなるのか不安だ」(59%)

3つ目の「デジタルデータがどうなるのか…」という漠然な不安を抱く人は特に若い女性で多く、20代女性は78%(とてもあてはまる35%+ややあてはまる42%)にのぼっている。

終活という言葉そのものはとてもメジャーになっていることがわかった今回の調査。そして自身のエンディングについての意識は、全体的に男性よりも女性のほうが高い傾向が見られた。また、数年以内に終活を始めようという層も一定数存在し、いつ訪れるかわからない万が一に備えて終活を始める人が近い将来、増加していくかもしれない。

出典元:株式会社マクロミル

構成/こじへい

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