■テレコムスクエアのコスパは?
テレコムスクウェアのレンタル料金は北米向けのルーターの場合、4G LTEモデルで1日あたり1000円、30日パックが1万9000円だ。普通の人は、1週間以内程度の海外旅行をすることが多いと思うので、その場合、比較的割安に感じるかもしれない。少なくとも、現在のスマホのキヤリアが提供する海外パケット定額サービスと比較すれば、かなり割安だといえる。
海外旅行でも、長期間旅行する人などは、SIMフリーの端末などで現地のSIMを使うのが賢明だが、短期の旅行では、SIMを入手したりする手間のほうが面倒な場合もある。このテレコムスクエアは、北米だけでなく、ヨーロッパやアジア向けの海外ルーターのレンタルも行なっている。
■使い勝手は?
実際に使ってみると、たしかに、旧モデルと比較してバッテリー駆動時間が伸びていることが確認できた。使わないときはきちんと電源を切るようにすれば、1日歩き回っていてもバッテリーが消耗しない。ほとんど場合、ストレスなく使えるだろう。通信速度はラスベガスのストリップ通り近辺で計測したところ、速くて30Mbps台程度という感じだった。現在の日本の4G LTEと比較すると、そう速いとはいえないが、実用性でいうと問題ない。また、気のせいか昨年より通信が安定していたように感じた。
スマホで撮影した画像をすぐに「Instagram」にアップロードすることもできる。