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アレルギー改善、老化防止、美肌ほか「漢方治療」研究の最前線

2014.11.18

◎「気」が原因となる病気

「気虚」→気が不足した状態のこと。エネルギー不足の状態で、特に胃腸が弱くなる。胃腸虚弱、身体がだるい、気力がない、疲れやすい、風邪をひきやすい、目や声に力がない、日中に眠気を感じるなどの症状がみられる。代表的な治療薬は「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」、「黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)」「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」。

「気虚は胃腸虚弱と関連しますが、赤ちゃんのアトピーの場合、赤ちゃんはもともと消化器官が未発達なので食物アレルギーを起こしやすい。気虚の薬を飲むと消化機能が強化されてなんでも食べられるようになり、健康な状態になるとアトピーは自然と消えていきます。3歳までに漢方治療で消化機能を丈夫にすれば、そこでアトピーが完治することも多いんです。アトピー、ぜんそく、花粉症といったアレルギー疾患は年齢が低いうちに、早めに漢方治療をすることが望ましいですね」

「気うつ」→気の流れがうっ滞した状態のこと。抑うつ、頭重感、朝起きられない、のどのつかえ感、胸のつまり感、腹部膨満感、ガスがたまるなどの症状がみられる。代表的な治療薬は「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」、「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」。

「気逆」→気の流れは上から下に流れるが、その流れが逆流すること。上半身は暑いのに下半身が冷える冷えのぼせ、動悸、頭痛、顔のほてり、焦燥感、過緊張の状態が続くなどの症状がみられる。代表的な治療薬は「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」、「加味逍遙散(かみしょうようさん)」。気がストレスにさらされると様々な症状が出てくるとのことで、次の画像は強いストレスで毛が抜けてしまった患者のケース。

アレルギー改善、老化防止、美肌ほか「漢方治療」研究の最前線

 脱毛症はストレスが原因のことが多いが、写真の患者は5年間いろいろ試したが改善されず漢方治療に。気逆の薬「抑肝散加陳皮半夏」を飲むことで気が正常に巡り発毛してきた。発毛の段階はまず産毛、そして白い毛、やがて黒い毛と進んでいくが、こちらの患者も脱毛症状が改善された。

◎「血」が原因となる病気

「お血」→血がドロドロした状態でうまく巡らないこと。お血は肌に症状に現れることが多く、くすみ、しみ、クマ、色素沈着、しわ、不眠、イライラなど。血流が悪くなるので月経異常や痔、筋肉痛、腹痛などの症状もみられる。代表的な治療薬は「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」、「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」。
 
「血虚」→血が足りない状態のこと。肌にも栄養が行かなくなるので、しわやカサカサ肌になる。顔色が悪い、つめの異常、抜け毛、こむら返り、疲れ目などの症状がみられる。代表的な治療薬は「四物湯(しもつとう)」、「当帰飲子(とうきいんし)」。

◎「水」が原因となる病気

「水毒」→水の巡りが不全になる状態のこと。水の流れがよどんだところは肌がジクジクになり、足りないところは乾燥する。頭に水がたまると、むくみ、めまい、たちくらみ、車酔い、鼻にたまると鼻水に、胃腸にたまると下痢や尿異常になる。「お天気頭痛」と呼ばれる拍動性の頭痛も水毒が原因。代表的な治療薬は「防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)」、「消風散(しょうふうさん)」。

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