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いじめやパワハラが頻発する職場の特徴

2015.02.03

4.個人で仕事をする機会が多い職場

 業種や職種にもよるが、チームで仕事をする場合もあれば、1人でコツコツと取り組む仕事もある。上司や先輩からのいじめやパワハラが目立つのは、後者が多い職場だ。会社の中で、仕事の隅々まで1人で担当するケースは少ないが、相当な部分を1人でカバーするケースはある。このような時、周囲の社員からしてみると、何をしているのか見えにくい。互いのことがあまりわからないようになる。いじめをする側の人たちは、自分たちの行ないが「いじめ」であることは当然、心得ている。しかも、常識から逸脱した行為であることもわかっている。だからこそ、周囲に見えないところで、いじめをしようとする。1人で黙々と仕事をしている人は、得てして攻撃を受けやすいのだ。

5.社内が流動化していない会社

 人事という観点からみて、社内が「適度に動く」会社や職場は、いじめやパワハラは少ない傾向がある。例えば、40?50代の社員が適度に出向したり、転籍をしたり、あるいは20?30代が海外や地方に転勤を繰り返すといったような会社がそうだ。さらには、適度にリストラがあったり、一定のペースで依願退職をする人が現われる職場も「動きがある」といえる。辞めていく人が多いのは問題だが、退職者が多少は出るほうが組織としては健全だ。このような意味での動きがあると、上司や先輩は、2?3年以内に異動などで変わる。いじめやパワハラが長引いたり、定着したりする可能性が低くなる。

 1?5までのすべての条件に当てはまる会社や職場に、行くことは避けたほうがいいと思う。もちろん、入る前からすべてを把握するのは不可能に近いかもしれないが、面接で質問をしたり、関係者から情報を入手したりすることはできるだろう。転職や異動の時など、多少なりとも参考にしてもらえればと思う。なお、いじめやパワハラはいかなる理由があろうとも、許されるものではないということを記しておきたい。

文/吉田典史

ジャーナリスト。主に経営・社会分野で記事や本を書く。著書に「封印された震災死」(世界文化社)、「震災死」「あの日、負け組社員になった…」(ダイヤモンド社)、「非正社員から正社員になる!」(光文社)、「悶える職場 あなたの職場に潜む「狂気」を抉る」(光文社)など、多数。

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