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2.1ch再生で小型スピーカーの低音域をグレードアップするELACのサブウーファー『SUB2070/SUB2050』

2015.04.27

 最後に、現状で一番自然なバランスとなった状態で、Schillerの「Symphonia[Live]」を聴いてみた。ドイツの広い公園に作った屋外ステージで、フルオーケストラを従えての演奏だ。なかでも「Sehnsucht」は、シンセベースの地をはうような低音に、オーケストラのしっとりとしたメロディが重なっていく導入から、炸裂するような勢いの強烈なドラムが一気に展開が変わっていくダイナミックな曲。そのなにかが破裂したかのようなドラムの低音のエネルギー感と空気のうなる感じがしっかりと出た。

 今までは広い公園の屋外ステージというには少々雄大さや広がり感が小さく、シンセやキーボードを多用するし、オーケストラも楽器ごとにマイクで拾っているので、ライブ的な音の広がりなどはあまり重視せず、個々の音を忠実かつ鮮明に再現することを重視した録音と感じていた。

 だが、低音の底力が上がったことで、広い場所に響き渡る大音量の響き感がきちんと収録されていることがわかった。個々の音の鮮明さはそのままに、強烈なドラムやオーケストラの演奏がその場のスケール感を持って聴こえてきた。これは実に聴き応えがある。また、シンセによるベースに負けて存在感が薄かった低音楽器もしっかりと聴こえてきて、楽曲の安定感も高まってきた。これはなかなかの満足度だ。

 サブウーファーというのは、スピーカーの中でもマイナーなジャンルで、特に日本ではサウンドバータイプのサラウンドシステムに付属するものばかりという有様だ。しかし、実力の高いサブウーファーを使いこなせば、置き場所に困らない小型スピーカーでもかなりのレベルの音にグレードアップできる。しかも、SUB2070やSUB2050ならば、スマホで快適に操れる快適さと、自動音場補正による対策の難しい定在波の影響を抑えたクセのない低音が得られる。これは、サラウンドシステムのためだけでなく、小型スピーカーでさらなる高音質を求める人にこそおすすめしたいサブウーファーだ。

 ハイレゾ音源の普及で、特に20kHzを超える高音域の再生を気にする人が少なくないが、ハイレゾの魅力はむしろ低音だと僕は改めて思う。ハイレゾらしい現場の空気感は、超高域成分の再現によるものだけでなく、低音感の充実も欠かせないのは間違いないだろう。価格的にはなかなか手を出しにくいが、その価値は十分にある。ぜひとも良質な低音を加味したハイレゾ再生の魅力を味わってみてほしい。

(文/鳥居一豊)

鳥居一豊

オーディオおよびビジュアル製品全般をカバーするAVライター。映画、アニメ/特撮、ゲーム好きは生まれつき。趣味と実益を兼ねた生活をこじらせて、ついに念願のホームシアター用防音室付きの家を新築。理想のオーディオ&ビジュアル環境の完成を目指し、仕事に邁進する日々を過ごす。

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