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2.1ch再生で小型スピーカーの低音域をグレードアップするELACのサブウーファー『SUB2070/SUB2050』

2015.04.27

 これだけでも一般的なサウブーファーとしては十分な機能だし、スマホの画面で視覚的に確認できるので実に使いやすい。しかし、SUB CONTROLの機能はこれだけではない。それが新機能の「オート・キャリブレーション」(自動音場補正)だ。

 自動音場補正というと、AVアンプなどが備えた機能を思い浮かべる人が多いと思うが、これもそのサブウーファー版だと考えればいい。テスト信号を出力してマイクで測定、部屋の広さや形状などによる周波数特性の変化を解析し、最適な特性になるように補正する機能だ。サブウーファーにはハイエンド級のモデルで採用例があるが、実はほとんどのAVアンプはサブウーファー向けに低音域中心の周波数特性の測定・補正機能を持っていない。

 では、必要ないかというと、決してそんなことはない。それは定在波の影響を除去できること。定在波というのは簡単に言うと平行な面の間で音波が反射を繰り返し、特定の周波数だけが増強される減少。特定の周波数だけが強まったり、その影響で周辺の周波数が減衰してしまう、いわゆる周波数特性にピーク(山)やディップ(谷)ができてしまうのだ。

 そして、6面体である一般的な部屋では、前後の壁、左右の壁、天井と床で反射が起こり、おおむね3つくらいの定在波が発生する。中高域ならば吸音材や調音用のアクセサリーなどで対策することもできるが、低音域はエネルギーが大きいため、壁の補強などおおがかりな工事をしないと対策が難しい。それをマイクによる測定と電気的な補正で対策しようというわけだ。

 その方法は、説明したようにマイクを使った測定となるのだが、測定用マイクを入手する必要はない。スマホ内蔵のマイクを使って測定を行うのだ。

 SUB CONTROLの下部にある「AutoEQ」のアイコンをタッチすると、測定用の画面に切り替わる。まずは、SUB2070のスピーカーユニットの直近にスマホを設置して、測定を行う。これはマイクのキャリブレーションで、スマホの内蔵マイクの周波数特性を測定している。スマホ内蔵のマイクで正確な測定ができるかと心配な人もいたと思うが、マイクのキャリブレーションもきちんと行っているので安心してほしい。

 続いて、音楽を聴く位置にスマホを持って行って再度測定を行う。これが室内の音響の測定だ。測定はテスト用の信号で行われる(大音量に注意)が、その測定は実に精密。20Hz~160Hzの範囲にわたって、なんと31ポイントで測定を行い、周波数特性のポイントは16ポイントで行われる。これは、AVアンプなどでの周波数特性の補正よりも細かい。

 測定が完了すると、グラフに実際の測定値と周波数特性をフラットにするための補正値が表示される。最終的に「Apply」をタッチすれば、補正データがSUB2070に送られ、作業完了となる。このとき、SUB2070の前面の電源インジケーターが点滅するので、補正データを受け取ったことを確認できる。

自動音場補正機能搭載で使いやすくなったELAC SUB2070/SUB2050。2.1ch再生で小型スピーカーの低音域をグレードアップ。

測定モードのスタート画面。すべて英語表示だが、決して難しいわけはないので問題はないだろう。まずはサブウーファーの足元に置いて「Analyze」をタッチする。

自動音場補正機能搭載で使いやすくなったELAC SUB2070/SUB2050。2.1ch再生で小型スピーカーの低音域をグレードアップ。

マイク・キャリブレーションのためのテスト信号が出力され、測定値のデータが表示される。これでマイクの特性に合わせた補正が完了。次は「Next」をタッチ。

自動音場補正機能搭載で使いやすくなったELAC SUB2070/SUB2050。2.1ch再生で小型スピーカーの低音域をグレードアップ。

同様にリスニングポイントで測定を行うと、上部に測定した周波数特性(青のグラフ)、下部に補正のための周波数特性が表示される。上部の緑のグラフは補正後の周波数特性で、大きなデコボコが平らになっていることが確認できる。あとは「Apply」をタッチすれば作業は完了だ。

 この測定を行ってみて感心したのは、測定時した周波数特性が視覚的に確認できること。我が家の視聴室には、80Hz付近、110~125Hz付近、200Hz付近に定在波が発生しているのはAVアンプでの音響測定などで確認していたが、ほぼそれと一致する結果になっていた。特に80Hzや110~125Hzあたりの定在波は対策の仕様もなく、放置していたので、このあたりの影響が補正によってどう変化するのかは実に興味深い。

 あとは、一般的なサブウーファーの調整と同じように、クロスオーバー周波数と音量をスピーカーに合わせて設定するだけだ。音量については、聴感とAVアンプでの測定を参考にして合わせ、クロスオーバー周波数は80Hzあたりに合わせ、音楽を聴きながら微調整していくことにする。

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