人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

カチカチにハマる中華ハイレゾプレーヤーSHANLING『M3』

2015.07.08

■Performance

『M3』はそのゴツ外見と違って繊細で解像度の高い音を聴かせてくれる。もちろん中低域もきちんとドライブしてくれるのだが、その良さを引き出すならバランスドアーマチュア型のイヤフォンで聴くのがいい。今回はFitEar『Monet』と『MH334』を使ったが、その音場感の良さと繊細な高域の表現がよく分かった。女性ボーカルは音の粒立ちが良すぎるとなめらかさがスポイルされることが多いが、『M3』は解像度が高くなめらかなので音楽を心地良く楽しめる。ケーブルを交換してグランド分離接続にすると、かなり大きな変化があった。その傾向はバランス接続した場合に似ており、ボーカルの音像がタイトになり、楽器の音の輪郭がハッキリしてくる。理屈ではクロストークが減少するはずなので、その通りの効果が出ていると言える。ハイレゾではない今井美樹「Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-/あの日に帰りたい」(44.1kHz/16bit)を聴いても効果はハッキリ分かった。ややストリングスに埋もれていたボーカルがリケーブルすると、浮き上がってくる。これがハイレゾ音源では、より音場の広さが感じられた。

■研究結果

SHANLING『M3』は5万円以下で、光デジタル入出力対応、ライン入出力対応、さらにライン出力もできるという多彩な機能を搭載。独自のカリカリダイヤル&カチカチジョイステックで手元を見ずに操作可能。萌音ファーム搭載可能と独自性に溢れたハイレゾプレーヤーである。『M3』は小型軽量の逆をいくカメラで言えばライカのような重くて存在感のあるプレーヤーで、数量限定テスト販売で現在、在庫切れというマニアックなモデルだ。ビギナーにはオススメできないが、ハイコスパで人が持っていないハイレゾプレーヤーをとことん使いこなしたい人にオススメ。その音質は5万円以上のモデルにも負けない。

●『M3』は現在進行中のハイレゾプレーヤー
●『M3』は解像度が高くウォームな音色
●『M3』はグランド分離接続対応
●『M3』はBA型と相性がいい

(文/ゴン川野)

ゴン川野のPC Audio Labオーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年3月16日 発売

特別付録は進化した「超望遠12倍スマホレンズ」!5Gの最新情報や今買うべき新製品を一挙紹介!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。