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2015.08.18

職場のイケてない上司がよく使う武勇伝

■連載/あるあるビジネス処方箋

 2週間ほど前、大企業に勤務する20代の会社員数名を取材することがあった。取材の合間の雑談で、イケてない上司がよく口にする「武勇伝」について盛り上がった。彼らによると、「イケてない上司」とは、出世が遅れたり、活躍できない人のことを意味するようだ。「武勇伝」とは、部下たちの前で口にするホラ話のことだ。話を聞いているうちに、私が会社員の頃、上司が話していたものと似ていることに気がついた。今回は、そんな“イケてない”上司たちの「武勇伝」を紹介しよう。あなたの上司も、こんな武勇伝を語っていないだろうか?

1.「俺は闘ってきた!」

 これは、30代半ばから50代前半までぐらいの管理職で、昇進が遅れている人が口にしやすい言葉だ。特に、後輩や部下たちの前で使うことが多い。だが、なぜか社長や役員などの前では言わない。他の管理職の前でも口にしない。ようは、部下や後輩の前で「俺は、会社の上層部と闘ってきた」と言うことで、自分を大きく見せようとしているのだ。出世が遅れているのは、上層部と「闘ってきた」からであり、「能力や実績」によるものではない、とでも言いたいのだろう。

 しかし、これは嘘である可能性が高い。そもそも、管理職が役員など上層部と激しく闘えるわけがないからだ。管理職と言っても、権限は上層部と比べて圧倒的に弱い。闘えるような権限を持っていなければ、闘いにはなりえない。このフレーズは、イケてない人の劣等感の裏返し、とも言えそうだ。

2.「●●億円稼いだ」

 これも昇格が遅れている管理職が、後輩や部下の前で口にすることが多い言葉。「●●億円稼いだ」は、実際は「部署の予算」や「チームで稼いだ総額」などであり、ひとりで稼いだものではない場合がほとんど。ひとりでこれほどの額を稼ぐことができるのなら、昇格が遅れることはないだろう。

 ようは、コンプレックスが強いから、つい口にしてしまうのだ。日頃から、本当に「●●億円」も稼いでいるのなら、あえて口にしないのではないか。こういう言葉を人前で堂々と話すようだと、周囲から反感を買われる可能性が高い。若手はこんなイケてない管理職を見習わないようにすることが大切だ。

3.「オレ次第」

 例えば、「この部署が今後、どうなるのかはオレ次第だ」「キミが課長になれるか否かは、オレ次第なんだよ」などといった形で使われる。これらもまた、昇格が遅れている管理職が口にしやすい言葉だ。本当に力があるのなら、わざわざ、こんな言葉を発しないだろう。

 例えば、社長はまず使わないはずだ。すでに最高権力者であり、最終決裁者でもある。口にしなくとも「社長のオレ次第」の状態だからだ。イケてない管理職は、自信がないから、常に自分を大きく見せようとする。もし、そんな上司から「キミの今後は、オレ次第だ」と言われたとしても、言い返したり、反論すべきではないし、する必要もない。

職場のイケてない上司がよく使う武勇伝

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