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2015.08.26

完全バランス対応アンプと3本勝負!PIONEERのハイエンドヘッドフォン『SE-MASTER1』の実力チェック

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

ハイエンドヘッドフォンで三本勝負。PIONEER『SE-MASTER1』

■Introduction

PIONEER『SE-MASTER1』は、実勢価格約27万円(8/15調査)と久々の国産ハイエンドヘッドフォンである。その蘊蓄は様々な媒体で紹介されているので省略して、一番気になる音質に迫ってみたい。ヘッドフォンアンプを3モデル、リケーブルを3メーカー、4モデル用意して聴いた。『SE-MASTER1』の特徴の1つに純正オプションケーブルでバランス接続対応がある。今回はここに注目してヘッドフォンアンプは完全バランス対応からチョイス。リケーブルも全てXLR×2を採用したバランスケーブルを使っている。

一説にはスピーカーのような音がすると言われる『SE-MASTER1』はどんな音楽を聴かせてくれるのだろうか。ヘッドフォンアンプとリケーブルで音はどう変化するのか。

■Design

そのデザインは意外なほど地味だ。SENNHEISER『HD800』ほど近未来的でなく、beyerdynamic『T1』ほど個性的でもない。よく見ると凝った作りだが、パッと見で27万円という押しの強さは感じられない。ドライバーユニットはφ50mmと超特大ではないがアルミ合金を多用したせいか重さは460gもある。これはNikonのデジイチ『D3300』のボディと同じ重さ。つまり一眼レフを頭に載せてた状態で音楽を聴くことになる。ヘッドバンドには独立したハンガーと呼ばれるワイヤー状のパーツがあり、これを交換して側圧を変更できる。ヘッドクッションは左右独立で調整が可能。この2つを組み合わせて調整する。側圧は弱めの方を選んで装着してみると、すこぶる快適で2時間以上装着したままでも違和感はなかった。レザータイプのイヤーパッドは室温30度を超えるとベタベタするが、エアコンが効いた部屋なら問題ないだろう。インピーダンスは45Ωとヘッドフォンアンプに優しいが、能率は94dBと意外に低いためポータブルプレーヤー直挿しで大音量再生は難しい。ヘッドフォンケーブルは着脱式で端子はMMCXが採用されている。この端子はハンダ付けが難しいし、ロック機構もないので外れやすい。できればロック機構のあるminiXLRとかレモコネにして欲しかったところだが、MMCXのお陰でリケーブルの選択肢が増えるというメリットもある。

ハイエンドヘッドフォンで三本勝負。PIONEER『SE-MASTER1』

遠くから見るとあまり高級感はないが、近付いて見ると精密部品を隙なく組み立てたことが分かる

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