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2015.11.05

経済効果1億円突破!新しい町おこしで成功した高知県日高村の『オムライス街道』

 高知県の中央部に位置し、清流と緑豊かな山々に囲まれた日高村をご存じだろうか。「高知県民ですらどこの地域か知らなかった」という人口約5000人の村が今、県内外から注目され始めている。その理由は、なんとオムライス。地元産の食材を使ったユニークでおいしいオムライスを提供する飲食店が多いと話題になり、ひそかなブームになっているのだ。日高村を東西に走る国道33号沿いにオムライス提供店が並んでいることから、通称『オムライス街道』と呼ばれている。

 個性的で心あたたかい店主たちのアイデアが詰まった逸品ぞろいで、6月12日から11店舗が参加して「スタンプラリー」がスタートした。各店でオムライスを食べると、台紙にスタンプを押してもらえるほか、お得な割引サービスが受けられる。4店舗を回れば300円、8店舗で1000円、全11店舗制覇で2000円割引。各店でのお支払いの際に代金から引かれるほか、台紙を「村の駅ひだか」に持参すれば、買い物券として利用できる。

■オムライス好きの村長が音頭をとって街道づくりがスタート

 2014年度は6店舗で「38300食」突破し、全国大会準V店も誕生したが、日高村は年間100人ペースで人口減少が進む集落だ。戸梶眞幸村長は就任以来、「特産のシュガートマトや米、野菜といった食材の地産地消で活性化し、県外にもPRできないものか」と思案し続けたという。ランチタイムに国道沿いの飲食店で好物のオムライスを食べ歩くうちに、ひらめいたのが「オムライス街道」のプロジェクトだった。

 トマトといえばケチャップ。ケチャップといえばチキンライス、そして、オムライス。これが盛り上がれば農業、畜産など村の“基幹産業”全体を活性化できると考えたそうだ。もともとオムライスを提供する店が多かったことから、各店でさらにメニューを充実させて実施。口コミで広がり、約16km離れた高知市をはじめ、県外からも村を訪れる人が急増した。

 初年度の2014年度は参加6店舗で計38300食を販売(約4200万円)し、日高村の経済効果は約7000万円になったという。今春には、参加店舗がオムライスの全国大会で準グランプリに輝き、早くも経済効果は累計で1億円を突破。協力店も11店舗に倍増しさらに盛り上がりを見せている。

経済効果1億円突破!新しい町おこしで成功した高知県日高村の『オムライス街道』とは

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