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2015.11.14

ここに住んでみたい!「アルフレックス」が作ったモデルハウス

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆家具、インテリア、デザイン、建築と複数の顔を持つのがアルフレックスの強み

 モダンファニチャーブランド「アルフレックス」の、理想の住まいや、生活する人と家具の在り方を体験できる総合プレゼンテーション施設が「CASA MIA(カーサ ミア)河口湖」だ。

 木々に囲まれた1万5000m2の敷地に、モデルハウスやショールームなど5つの建物で構成されている。施設がオープンしたのは1987年10月。すでに28年が経過しているが、今回改めてプレスツアーが開催され、施設内をじっくりと見学することができた。

イタリアの家具メーカー「アルフレックス」が作った欧米型モデルハウスを徹底解剖

 モダンファニチャーの幕開けと称されるイタリアの家具メーカー「アルフレックス」は1951年に誕生。一般家庭向け家具として量産を可能にし、ムラのない品質を確保できるシステムを作り上げた。

 アルフレックスジャパン創業者の保科 正氏は、日本と同様、第二次世界大戦の敗戦国にもかかわらず豊かなイタリアのライフスタイルに感銘。26歳で単身イタリアに渡り、アルフレックスで家具づくりのノウハウや、イタリア人の生活の豊かさを学び、帰国後1969年に「アルフレックスジャパン」を設立した。

 青山の1号店は、当時はまだ珍しかったモダン家具と共にライフスタイル全般の商品も揃え、建築家やデザイナーとチームを組んで、アルフレックスプランニング(現在は関連会社の一級建築士事務所エー・ピー・オー)という設計事務所を社内に併設。当時の日本の住宅事情から、家具が入らないという相談も多く、現在のマンションリフォームのように、部屋の間仕切りを取ってひとつの部屋にするという案件にも対応するためだった。

 日本の家具メーカーの中で一級建築士事務所の設計会社と提携しているところは他にはなく、ハウスメーカーとのデザインコラボレーション、マンションディベロッパーのモデルルームの依頼も非常に多い。

「カーサ ミア河口湖」は創業者の保科 正氏の提案で、イタリアと日本の歴然とした家具づくりの差を縮めたいという思いや、ショールームと違い実際の居住空間で家具を提案できることから、一級建築士事務所と提携している強みも活かし、思い切った投資を行ない施設を完成させた。建物だけではなく、和風の趣があるアカマツを伐採してシラカバを植栽するなど、外構のランドスケープにも徹底的にこだわった。結果的にこの施設がアルフレックスの強みとなり、世界的にも家具メーカーがこれほどの施設を持ち、生活提案をしているところはなく、イタリア本土から視察に来た関係者も驚いているという。

イタリアの家具メーカー「アルフレックス」が作った欧米型モデルハウスを徹底解剖 イタリアの家具メーカー「アルフレックス」が作った欧米型モデルハウスを徹底解剖

「カーサ ミア河口湖」はアルフレックスのエンドユーザー、新築や建て替えを検討中の個人が予約制で見学できる(事前に電話確認が必要)。BtoBでは設計関係者や取引先、社内の合宿や福利厚生として宿泊で利用することもあり、施設内のモデルハウスはすべてガス、水道、電気が使える状態に整備されている。また、工業高校の学生に学習の場として提供したり、インテリア、車、ファッションの撮影場所としても利用されている。

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