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2015.12.15

【開発秘話】10万ケース以上売れているメルシャン『ギュギュッと搾ったサングリア』

■連載/ヒット商品開発秘話

 メルシャンが2015年3月に発売した、『ギュギュッと搾ったサングリア』が人気を集めている。〈赤ワイン×オレンジ&カシス〉〈白ワイン×グレフル&パイン&オレンジ〉の2種類から始まり、7月に〈白ワイン×ピーチ&マンゴー&オレンジ〉を追加。2016年1月には〈ロゼワイン×ストロベリー&チェリー&ピンクグレフル〉も発売される。すでに年間販売目標の10万ケース(1ケース:500ml×12本)を突破したほどだ。

『ギュギュッと搾ったサングリア』は、20~30代がターゲットで、みずみずしいフルーツの美味しさが楽しめるのが特徴。ブームに合わせて各社が量販店向けサングリアを発売する中、ワイン会社の同社が満を持して送り出した。

メルシャン『ギュギュッと搾ったサングリア』

■ターゲットはワインに親しんでいない20代、30代

 開発に着手したのは2014年2月。背景にあったのは、ワインユーザーに見られる特殊な傾向だった。特殊な傾向とは何か? 営業本部マーケティング部国産グループの小野寺有紀さんは、次のように話す。

「ワインユーザーの8割は、週1回以上飲むヘビーユーザーで、年齢で見ると40代以上が85%ほど占めています。20代、30代の方は15%ほどしかおらず、敷居の高いものと感じています」

小野寺有紀さん
メルシャン
営業本部マーケティング部
国産グループ
小野寺有紀さん

 現在、ワイン市場は順調に伸びていると言われているが、市場拡大に貢献しているのは40代以上のヘビーユーザー。若い人たちを取り込まないと、将来の成長は期待できない。若い人たちに早くからワインに親しんでもらうことが、業界の大きな課題となっていた。

 若い人たちに親しんでもらえるワインはどういうものか――。考えた末に出した結論が、フルーツと組み合わせたものだった。この結論に至ったのは、RTD(Ready To Drink:缶チューハイなどそのまま飲める低アルコール飲料)が若い人たちの間で親しまれているためだった。

 具体的につくるものとしては、フルーツワインも候補にあがった。こうした中でサングリアに決まったのは、市場調査の結果によるところが大きかった。小野寺さんは市場調査の結果を踏まえ、「サングリアは新しい飲み方ではありませんが、20代、30代の女性はオシャレなお酒というイメージを持っています」と言う。

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