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2018.11.09

AIによる「フェイクレビュー」を判別できるAIが登場!?

 現地へ行く前にオンラインで簡単に飲食店を把握できるようになったが、利用したことのない店ならなおのことユーザーレビューが重要になるだろう。しかしそのレビューは信用できるものなのだろうか。

AIがレストランの“フェイクレビュー”を判別

 アマゾンなどのオンラインショピングやホテル予約サイトなどでは利用する9割の人々が多少はユーザーレビューに目を通すといわれ、4割の人々がいくつかのユーザーレビューが購入の決め手になっているという。そして高評価のレビューによって商品の売り上げが30%まで増加するともいわれている。

 しかしそれが故に意図的に書き込まれた高評価レビューなども少なくないのだが、最近ではコメントを生成できるAIによって自動的にレビューが書き込まれているケースが特に英語圏で増えているという。こうしたAIが書き込んだ“フェイクレビュー”を見分けることはできるのか。フィンランド・アールト大学の研究チームがこの問題に取り組んでいる。

Technology networks」より

 昨年にシカゴ大学で研究の一環で開発されたレストランの“フェイクレビュー”自動生成AIは話題の内容に留まっているのが難しかったという。例えばラスベガスの日本食レストランのレビューを書くのにボルチモアのイタリアンレストランを引き合いに出したりするということで、これではユーザーに容易にフェイクであることが分かってしまう。

 そこでアールト大学の研究チームは、新たな技術を用いてAIに“文脈”の感覚を与えた。レストランの名前、所在地、料理ジャンルから離れることなくレビューコメントを生成できるようにしたのだ。

 そして実験参加者にこのAIで作成したフェイクレビューと人が書き込んだ本物のレビューを見分けてもらったのだが、フェイクレビューは60%までの確率で本物だと認識されたという。

 そして巧妙なフェイクレビューを作成できるということは、フェイクレビューを見分けられる能力も高いことになる。研究チームがこのAIをもとにして作成した“フェイクレビュー発見器”は平均97%の精度でフェイクレビューを見分けたということである。

 フェイクレビューは実際に有効に人をだませるのだが、その技術を逆に利用すれば、フェイクレビューの判別も高い精度で可能になるということだろう。

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