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AI活用に成功している企業が感じている現場レベルの課題とは?

2018.11.04

日夜進歩を続けているAI技術。生産性向上や収益拡大の観点から、企業でも導入が進んでいるというが、では、導入している企業では具体的にどのような施策を行い、現場レベルではどのような課題が浮上しているのだろうか?

今回、米国、ヨーロッパ、日本を含むアジア太平洋地域のビジネスリーダー305人を対象にしたAIに関する意識調査の結果が届いたので、紹介していきたい。

AI導入企業の70%が技術者向けの倫理研修を実施

SAS、アクセンチュア(NYSE:ACN)、インテル、フォーブス・インサイツの最新調査によると、人工知能(AI)の活用に先進的な企業はAIの責任ある利用を自社で徹底させるため、さまざまな対策を講じていることが明らかになった。AIを導入している企業(調査対象企業の72%)のうち、70%が技術者向けの倫理研修を実施しており、63%がAIの利用状況を評価する倫理委員会を設置している。

自社のAI導入について「成功している」または「非常に成功している」と回答したAI先進企業は、責任あるAI(Responsible AI)の取り組みにおいても他社に先行している。AI先進企業の92%が「技術者向けの倫理研修を実施している」と回答した一方、AI導入の効果が出ていない企業では48%だった。

この調査は、SAS、アクセンチュア、インテルの3社がフォーブス・インサイツに委託し、日本(22人)を含む世界のビジネスリーダー305人を対象にして2018年7月に行われた。305人のうち、半数以上が最高情報責任者(CIO)、最高技術責任者(CTO)、最高分析責任者(CAO)だ。調査対象者の所属企業について、1,000人以上の企業が97%を占めており、調査結果は、レポート「AI Momentum, Maturity and Models for Success(英語のみ)」にまとめられている。

本レポートでは、AIが人々の暮らしに大きな影響を与えている中で、AIの利用に関する倫理的なフレームワーク構築の重要性が増していることを明らかにしている。

アクセンチュア アプライド・インテリジェンスでResponsible AIの事業を統括するルマーン・チョウダリー(Rumman Chowdhury)は次のように述べている。

「人間に対する偏見や不当な扱いなど、AIが起因とされるさまざまな問題への取り組みが企業の間で始まっています。これは前向きな進展ですが、今後求められることは、単に人間に害を及ぼさないための指導的なAI倫理規定ではなく、その枠を超えた取り組みです。個人、企業、社会に害を及ぼす可能性のある意図せぬ結果やコンプライアンスの問題を回避するには、安全性と透明性を兼ね備え、説明が可能で、責任を負うことのできるAIシステムの開発が不可欠です。それを実現するための具体的で専門的な指針が、特にデータ・サイエンティストの間で強く求められています。」

AI先進企業は、アナリティクスとAI活用の密接な関連性についても認識しています。AI先進企業の79%が「アナリティクスがAIの取り組みで主要もしくは中心的な役割を果たしている」と回答したのに対し、AI導入の効果が出ていない企業では14%に留まっている。

SASの最高執行責任者(COO) 兼 最高技術責任者(CTO)のオリバー・シャーベンバーガー(Oliver Schabenberger)は次のように述べています。

「AIを導入している企業は、アナリティクスの成功がAIの成功につながることを認識しており、実際、アナリティクスを中心的な役割に据えてAI活用を進めています。」

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