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2018.11.01

職場の「お助けマン」、実はあまり感謝されていなかった?

 困っている人がいれば助けの手を差し伸べたいものだが、困っているのが職場の同僚だった場合は少し考え直したほうがよさそうであることが最新の研究で報告されている。

仕事の手助けは良い結果を招くとは限らない

 同僚の仕事がうまくいっていない時、余裕があれば助けてあげようとするのは殊勝な心がけだ。しかしその助けの手が功を奏するのかどうかは半々であるという。

 米・サンフランシスコ州立大学の研究チームが先日に産業心理学系学術ジャーナル「Occupational Health Psychology」で発表した研究では、これまでの産業心理学の142もの研究を詳しく分析して職場の人間関係を探っている。

 分析の結果、パソコンなどの新しい機器の提供やキャリアカウンセリングなど仕事に関係したサポートを提供することは、悩みを聞いてあげるなどの感情的なサポートとほぼ同じ役割を果たしていることが突き止められた。

 研究ではまたシンプルで簡単な手助けは口で説明するよりも良いことも明らかになった。しかしながらある程度の仕事量を伴う手助けは、当人のスキル向上の妨げになる可能性も孕んでいるということだ。仕事の実務には立ち入らずに必要としているものを貸与するなどのサポートのほうがポジティブな効果があるという。

Economic Times」より

「確率は半々であることを我々は見出しました。助けの手を差し伸べても時には悪い結果を招き、時には良い結果をもたらします。この発見は、すべての手助けが良いサポートではないということです」と研究チームのマイケル・マシュー氏は語る。

 助けの手は当人の成長を妨げる可能性があることに加え、場合によっては当人を侮辱することにも繋がるという。また上司からの手助けは同僚からのものよりも当人に大きなインパクトを与えることも判明した。

“成功率”の高いサポートがどうやってできるのかが研究の次の課題になるが、今のところは同僚を手助けする前にいったん立ち止まって考えてみることが求められていることになる。

「サポートを提供する前にそれが必要かどうかについてよく考えてください。必要でない場合は手を引いてください」(マシュー氏)

 困っている同僚や後輩に気づいても、それが仕事についてのことであればいったん考えてみたほうがよさそうだ。

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