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2018.11.02

女性ホルモンと美しさ、実は無関係だった!?

出産で父親のホルモンレベルにも変化

 出産は女性の身体にさまざまな変化をもたらすが、新たな研究では出産は父親にとってもホルモンレベルの著しい変化を招くことが報告されている。

 米・ノートルダム大学の研究チームがこの9月に「Hormones and Behavior」で発表した研究では、米インディアナ州のサウスベンドにある病院「Memorial Hospital」で出産を待つ298人の父親のホルモンレベルを計測する調査を行なっている。ちなみにこの病院はユニセフ(UNICEF)から“赤ちゃんフレンドリー”な病院に指定されている。

 研究チームは妻の出産を待つ夫の出産時の前後1時間のコルチゾールとテストステロンのレベルを計測し、翌日の同じ時間にもこれらのホルモンを計測した。コルチゾールは別名“ストレスホルモン”と言われストレスを受けると分泌が促進されるホルモンで、テストステロンは代表的な男性ホルモンである。

Family Included」より

 この調査に協力した父親はその後、出産当日から2カ月〜4カ月の時点で赤ちゃんの養育(チャイルドケア)にまつわるアンケート調査に回答した。つまり育児をどれほど行なっているのか、その実態を自己申告したのである。

 収集されたデータを分析した結果、妻の出産の直後に父親のコルチゾールのレベルが急激に高まっていることが浮き彫りになった。父親にとって妻の出産は“ストレス”ということなのだろうか。

 しかしこのケースでのコルチゾールレベルの上昇は単純なストレスということではなく、研究チームによれば子育てへの準備を整えるものであるという。出産直後の父親は我が子を守ろうとコルチゾールのレベルを上げて用心深くなっているのだ。

 そして出産2日目のホルモンレベルの変化も興味深いものになった。2日目にテストステロンのレベルが下がっていた父親は、出産から2カ月後から4カ月後の間、献身的な育児を行なっていた傾向が明らかになったのである。妻の出産の翌日にある意味でやや“女性化”した父親はその後育児に積極的になるということになる。

 出産は母親のみならず父親の身体にも変化をもたらしているということで、つくづく出産は夫婦にとっての“一大イベント”であることを思い知らされる話題だろう。

文/仲田しんじ

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