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20代・30代の教員の9割以上が「時間内に仕事が処理しきれない」

2018.10.31

働き方改革が浸透しつつある昨今。一般企業ではワークライフバランスの見直しを検討するところも多いようだが、公務員として働く教員たちの勤務事情はどのようになっているのだろうか?

今回、全国の公立学校に勤務する20歳以上の教員1,000名を対象にしたアンケート調査の結果が届いたので、紹介していきたい。

公立学校教員の1週間の学校内労働時間 勤務日は平均52.5時間、週休日は平均3.2時間

まず、勤務日(月曜日~金曜日)の1週間の総労働時間についてみると、【学校内】では、「50時間~55時間未満」(24.4%)が最多回答で、平均時間は52.5時間だった。世代別に平均時間をみると、20代は56.4時間、30代は54.9時間、40代は53.6時間、50代は51.2時間、60代以上は48.5時間と若い世代の教員ほど長くなる傾向が明らかに。

勤務先の校種別に平均時間をみると、小学校は52.6時間、中学校は56.5時間、高等学校は49.4時間だった。

また、【学校外(自宅を除く)】や【自宅】では、どちらも「0時間」(学校外80.4%、自宅44.5%)が最多回答だったものの、【学校外(自宅を除く)】では「5時間以上」(6.8%)、【自宅】では「10時間以上」(10.3%)の回答もみられ、平均時間は、【学校外(自宅を除く)】が1.0時間、【自宅】が2.8時間となった。

次に、週休日(土曜日・日曜日)の総労働時間について聞いた調査では、【学校内】【学校外(自宅を除く)】【自宅】のいずれにおいても「0時間」(学校内51.9%、学校外82.8%、自宅54.2%)が最多回答だったが、【学校内】では「10時間以上」が10.3%、【自宅】では「2時間~4時間未満」が18.2%となった。また、平均時間は、【学校内】が3.2時間、【学校外(自宅を除く)】が0.9時間、【自宅】が1.7時間という結果に。

「管理職が出・退勤時刻の把握を行っていない」1割強

次に、全回答者(1,000名)に、勤務先の管理職が何をもとに出・退勤時刻を把握しているか聞いた調査では、「出勤簿」が最も多く41.5%、次いで、「(教員の)自己申告」が33.1%となった。また、「タイムカード」が20.9%、「パソコンの起動・終了記録」が9.5%と、『客観的な方法で出・退勤時刻を把握(計)』は30.2%にとどまった。なお、「出・退勤時刻の把握は行っていない」は12.6%と、1割を超えている。

続いて、管理職が教員の自己申告で出・退勤時刻を把握していると回答した人(331名)に、どのように自己申告しているかを聞いた調査において、「パソコン(エクセル表など)上で、自己申告を行っている」が82.5%、「出勤・退勤の記録簿などに手書きで自己申告を行っている」が14.8%、「その他」が2.7%となった。

「時間内に仕事が処理しきれない」20代・30代の教員の9割以上

全回答者(1,000名)に、現在の仕事の状況を聞いた調査において、【時間内に仕事が処理しきれない】では、「とてもそう思う」(54.0%)、「まあそう思う」(28.8%)、「あまりそう思わない」(14.4%)、「まったくそう思わない」(2.8%)となり、『そう思う(計)』(「とてもそう思う」と「まあそう思う」の合計)は82.8%となった。大多数の教員が、時間内に仕事を終わらせるのは難しいと感じているようだ。

世代別にみると、30代では「とてもそう思う」が71.0%と他の世代より高く、『そう思う(計)』は、20代91.7%、30代91.1%、40代87.6%、50代77.3%、60代以上75.7%と、若い世代ほど高くなる傾向がみられた。

勤務先の校種別に『そう思う(計)』をみると、小学校では88.0%、中学校では90.4%と、いずれも9割前後になり、高等学校(70.3%)に比べて高くなった。

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