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2018.11.01

発売から37年のロングセラー「健康のど飴」の意外な後継者とは?

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

37年間のロングセラー「健康のど飴」からバトンタッチする新製品

 キャンディにふさわしい機能性のひとつがのど飴だと考え、1981年に菓子食品業界初となるのど飴「健康のど飴」を発売したカンロ。当時、のど飴を開発するにあたって同社がヒントにしたのが欧米の咳止めドロップに関する文献で、現在は同社ののど飴はハーブエキスを使ったものと定義している。

 のど飴市場ではおいしさを追求したものが増えていた時期もあったが、現在はのどに良い、のどの調子が気になるときに食べたいといった、本格的なのど飴に回帰する傾向があるという(富士経済「2019年食品マーケティング便覧No.1」参考) 。こうした背景から、カンロでは3年がかりで口腔衛生分野で先進的な鶴見大学との共同開発した新商品「健康のど飴ドクタープラス」(以下、ドクタープラス)を発売した。「ドクタープラス」の発売に伴い、オリジナルの「健康のど飴」は終売となる。

ビールでおなじみのホップを使ったエキスを配合

「健康のど飴」発売以降、ハーブに関する知見を有している同社では、独自のハーブ研究施設を整備している。新商品に関しても国内外から取り寄せた123種類のハーブエキスを、カンロ独自の研究で厳密に分析。その中からのどに最適なハーブとして選ばれたのが、ビールの原材料としても使われているホップ。ホップはビールの品質を保つ作用があるとされ、近年ではホップに関する研究も活発に行われている。

 カンロの飴づくりのポリシーはなるべく素材そのものの味を技術により引き出し、おいしく製品化するというもの。ビールでもなじみがあるようにホップは苦味が特徴で、ホップだけでは苦味が強すぎるため、味のバランスについては開発者が試行錯誤を繰り返し、通常の10倍以上の試作を繰り返したという。219番目の試作品が元になった、柑橘系の香料、風味素材の材料を加え、さわやかですっきりとした味わいに仕上げた。

 実際に「ドクタープラス」と「ドクタープラス」を湯で溶かしたものを試食したが、液状になっても苦味は全く感じられずさわやかな味のまま。食べてみると甘みだけが舌に残る一般の飴とは違い、すっとした感覚がのどに感じられる。

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