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専門家による世界のワイントレンド予測!今後注目すべきはイタリアワイン?

2018.10.27

今年は11月15日に解禁されるボジョレーヌーヴォー。この日を楽しみにしている人は多いことだろうが、1年中ワインを愛飲している愛好家にとっては世界におけるワイントレンドの動向も気になるところだろう。

そこで今回、主要6市場(ベルギー、カナダ、米国、日本、中国、香港)のインポーター、卸売業者、小売業者を含む781の専門家による今後2年間の市場展開およびトレンド予測の主要ポイントが発表されたので、紹介していきたい。

不動の1番人気フランスワイン。近年はオーストラリア・米国など「チャレンジャー国」の存在感も目立つ

根強い人気のフランスワイン!

ワインカテゴリーでは、今回の調査でも、回答者の92%が最も人気のあるワイン生産国としてフランスを挙げている。フランスに続き、76%がイタリア、さらに71%がスペインと回答。

こうした生産国に挑み続けるチリ、オーストラリア、米国といったニューワールド代表格の「チャレンジャー」国は、近年ますますその存在感を増しており、現在45~56%の業者がこれらの国々のワインを支持している。

中国および香港の動向をクローズアップ

中国では、ワインの取扱商品が大幅に減少している傾向にあるが(平均4.8生産国のワインを販売)、取扱量はフランスワインが第1位、続いてオーストラリアワインが第2位と良好な売り上げを確保しており、さらにイタリアが第3位、チリが第4位と続く。

これに対し、香港のワイン市場は、本年の調査によって、平均7.4生産国のワインの取り扱いがあり、中国に比べ、よりオープンな競争環境となっていることが明らかに。この結果はいわゆる 「チャレンジャー」国の著しい成長を反映している。

イタリアワインはこれから世界有数の人気を獲得する?

高まるイタリアワイン人気

調査対象者の41%が、今後2年間でイタリアワインの売上が伸び、世界トップレベルの売上高を誇る国々と肩を並べる人気ワインになるとの見解を示した。

イタリアワインの人気が最も高いのはカナダで、専門家の約67%が、2017年、同国の売上高ランキングでイタリアワインがトップ3入りしたと回答。また、今後2年の動向予測では、56%の専門家が、イタリアワインの売り上げは大幅に伸び、他国のワインと比較してもトップクラスの伸び率になると見込んでいる。

本調査によると、イタリアワインは中国においてますますその知名度が増しており、調査対象者の43%が、2017年、同国の売上高ランキングでイタリアワインがトップ3にランクインしたと回答。

このことから、中国では近年イタリアワインの人気に拍車がかかってきたと考えられる。その理由として、回答者の42%が今後2年間にわたり売上増加が見込まれる上位3生産国にイタリアが名を連ねると指摘していることが挙げられる。

Barolo(バローロ)、Barbaresco(バルバレスコ)、Alba Langhe(アルバ周辺ランゲ)等の産地、Dogliani Consortium(ドリアーニ・コンソーシアム)で生産されるワインのディレクター、Andrea Ferrero(アンドレア・フェレロ)氏は以下のように述べている。

「中国やカナダで、イタリアワインが他国のワインを押さえ、人気を博している要因としては主に以下の3点が挙げられると考えています。まず1つ目は、イタリアは地域による多様性に優れていることから、「生物多様性」とも言えるほど極めて多種多様なブドウ品種を有するという点です。

古くから栽培され、受け継がれてきた土着品種のバリエーションは実に豊富で、こうした特徴によりヨーロッパ以外の国々でイタリアワインへの関心がますます高まっていることは明らかです。

2点目は、その優れたコスト・パフォーマンスです。個人的には、厳密に管理が行われ高品質を誇るイタリアのさまざまな原産地呼称ワインが、他国のワインに比べ、購入し易い価格で販売されているのが強みで、好調に売り上げを伸ばしている主な理由の1つであると思います。

さらに3点目として、イタリアワインの生産者たちが世界各国に足を運び、ワインの輸出拡大に奔走してイタリアワインの知名度を高めるべくひときわ尽力した成果が表れ、またその取り組みの中で生産者たちの専門的な知識や技術が広く受け入れられたことも強みとなっていると思います。」

スペインワインの売り上げは堅調な伸び

回答者の39% が、売上高トップクラスのワインの一つとしてスペインワインを挙げている。スペインワインは日本での売上を著しく伸ばしている。専門家の48%が示した見解によると、2017年、日本ではチリワインの販売量が落ち込み、売上高ランキング第4位に転落したことも大きな要因となり、スペインワインがトップランクの売上高を記録した商品の一つとなった。

スペインワインについては今後の見通しも明るく、専門家の30%が、この先2年にわたり、スペインワインが売上高トップ3に入ると予測。カナダおよび米国でも同様に、専門家の48%が今後2年間にわたるスペインワインの販売は好調との展望を示している。

常にワイン生産国として首位を堅持し続けるフランスだが、市場によってはその勢いに陰りの兆しも

2017年の全世界のワイン売上を見ると、ワイントレードの82%においてフランスはトップに立ち、他ワイン生産国を大きくリード。 また業者2社のうち1社の割合で、2018~2019年の売上予測に関して同様の見解を示している。こうした状況は、米国、香港、ベルギーにおいて特に顕著だ。しかしながら、中国およびカナダにおいて、フランスワインは特にイタリアワインとの競争がますます激化すると各業者が予測している。

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