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元祖軽ミッドシップオープンカー、今でも大人気のホンダ「ビート」ってどんなクルマ?

2018.10.22

バイクみたいで楽しいインテリア

 屋根付きバイクだ、そう割り切っていたのはインテリアデザインも大きな理由だろう。インストルメントパネルはメーターパネル部分を完全に独立させた3眼メーター。これはほとんどバイクのデザインといえよう。

 シートは表面をゼブラ柄にしたバケットタイプ。意外と狭さを感じさせないのはオープンの特権だろう。

 タイヤを前後異径のF155/65R13、R165/60R14にして、クイックなハンドリングを実現していたが、着座位置が低くロール(左右の傾き)をあまり感じなかったので、想像するよりも乗り心地は悪くない。このあたりは今だにビートが人気の理由のひとつかもしれない。

実は、ホンダ「ビート」の元祖はスクーターだったってご存じ!?

 ここまでホンダ「ビート」の魅力を語ってきたが、実は、ビートの名前を冠した乗り物を、ホンダは軽四輪車より先に、世に送り出しているのをご存じだろうか!?

 1983年11月に発表された50ccクラスのスクーター「ホンダ・ビート」だ。

 世界初の水冷2サイクル49ccエンジンで、最高出力は後に50ccバイクの規制値となる7.2PSを発揮。また、50ccスクーターで世界初のデュアルハロゲンヘッドランプを装備した、これまた画期的な乗り物であった。

今ならS660を新車で楽しむのがいいかも!?

 小さくて楽しい、ミッドシップオープンスポーツカーのホンダ「ビート」ではあるが、1996年で残念ながら生産は終了。後継モデルが登場することなく20年もの時が経とうとしていた。

 そんな中、2015年3月に2シーター・オープンスポーツの「S660(エスロクロクマル)」が発表された。ビートと同じくミッドシップに搭載された658cc3気筒DOHCエンジンは、ターボにより過給され、最高出力は64PS/6000rpmと不変ながら、最大トルクは10.6kgf.m/2600rpmと低回転から力強いものになった。

 ホイールサイズはF165/55R15、R195/45R16とビート同様の異径とされる。トランスミッションは軽初の6速マニュアルと7速パドルシフト付CVTを採用。車両重量はマニュアル車で830kgと、がんばって軽量にしてくれた。

 もちろん、中古でビートを購入して楽しみたいところではあるが、発売から25年以上も経った旧車を維持するよりは、新車で気張らずにという考えもアリだと思う。

これから25年以上乗り続けられる!? ビートの部品の再販開始

 ホンダ「ビート」の人気は今なお高く、程度の良い中古車では100万円以上の価格になることも珍しくない。しかも、走行距離が10万km以下で程度の良い車両となると、150万円超の出費を覚悟する必要があるかもしれない。もちろん、年式に応じて走行距離は全般的に伸びており、古い車両でもあり故障のリスクは否めない。

 しかし、ホンダの英断がユーザーを救ってくれるかもしれない。ビートの純正部品を一部生産再開してくれたのだ! ホイール、ソフトトップ用補修パーツ、ダンパーなどが販売されており、2018年9月にも、エアクリーナーリジッドシールの注文受付を開始するなど、アップデートは現在進行形だ。

 今後も生産再開パーツが増えるかもしれない。ホンダのスポーツカーを大切にする文化の永続に、これからも期待したい。

取材・文/中馬幹弘

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