人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ジャガーが造った電気自動車のSUV「I-PACE」が革新的な理由

2018.10.21

開発者が語る『I-PACE』のデザインの秘密

----「I-PACE」のデザインで表現したかったことは何ですか?

「新しいタイプのクルマを表現したかった。EVの出現や電動化の始まりによって、130年以上続いてきたエンジンで動くクルマの歴史が大きく変わりました。大きなエンジンを車体の前に置かなくても済むようになったので、『I-PACE』はキャビンが大きく、ボンネットの非常に低いプロポーションを実現することができました」

----ジャガー初のEVとして、どんなことに注力しましたか?

「『I-PACE』は、クリーン、クリア、サステイナブルなクルマです。モーターとバッテリーを動力源とすることで、空力特性を飛躍的に効率化することができましたし、同時にピュアでモダンな造形を施すことができました」

 たしかに『I-PACE』はEVらしい“新しいカタチ”をしている。しかし、エンブレムを見ずに、これがジャガーだとわかる人がどれだけいるのだろうか? ただでさえ、日本ではジャガーといえば、イギリスの古典的で雅やかなカタチをした高級車というイメージが強い。それに比べ『I-PACE』はあまりに先進的だ。先進的過ぎて、ジャガーのイメージと合いにくいかもしれない。

「今朝、東京で黒い『Eタイプ』のドロップヘッドクーペ(コンバーチブルのイギリス的呼び方)が走っていくのを見ました。完璧なプロポーションでした。何度見ても魅了されるカタチをしています。『I-PACE』も見る人に同じトキメキを与えることができたらいいなと思いました」

----つまり、動力源やその配置などのエンジニアリングが異なっても、自動車の美というものは変わらないということなのでしょうか?

「自動車の美とは完璧なプロポーションに宿るものだと私は考えています。その観点に立てば、どんなパワートレインなのか、コンポーネンツをどう配置するかなどを問いません」
 トムソン氏は、どんな時代のどんなクルマであっても、そのクルマが完璧なプロポーションを維持しているのであれば、そこには自ずと美が宿るというのである。慧眼と呼ぶべきものだろう。

「『C-X75』と『I-PACE』はカテゴリーの異なるクルマでパワートレインの搭載位置なども異なっていますが、どちらも同じコンセプトでデザインしました。どちらも完璧な重量配分を実現し、完璧なプロポーションを備えています」

『CX-75』とは、トムソン氏がデザインしたスーパースポーツのコンセプトカー。なんと、パワートレインは超小型ガスタービンエンジンをレンジエクステンダーとしてミッドに搭載し、それが発生する電気によってモーターが4輪を駆動するという超先進的なメカニズムの提案がなされていた。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年10月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「カラビナ付きマルチツール」!激動のエアライン、超便利な出張ギアを大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。