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2018.10.24

女性であることはテック業界で強みになるか?

男性社会というイメージがいまだ強いといわれるテック業界。日本のみならず世界各国に残存し続けるこのイメージと、同業界で働く女性たちはどのように向き合っているのだろうか?

今回、テック業界に従事する女性と業界でのキャリアに関心を寄せる女子学生を対象に、世界最大級の規模を誇る旅行関連のEコマース企業ブッキング・ドットコムが世界規模で実施した調査結果を発表する。

女性であることはテック業界で強みになる?

テック業界で働く全世界の女性とこの分野に興味を持つ女子学生の64%は、「女性であることがテック業界でのキャリアを追うことに良い影響を与えていると感じる」と回答。このようなポジティブな認識を彼女たちが抱くのは、一般的にも認知されている業界での女性不足(34%)によるところが大きく、現状をチャンスとして捉えているようだ。

女性がテック業界に惹かれる理由としてイノベーション(50%)やクリエイティビティ(44%)、やりがい(26%)、そして自らを成長させる機会の多さ(34%)などが挙げられていることから、多くの女性にとってこの業界で職を得ることは「夢のような仕事」や理想的なキャリアを掴むことを意味していることが分かる。

また、全世界の女性にとって「夢のような仕事」の条件は、やりがいがあること(84%)、元々持っているスキルに合っていること(83%)、そして自分の道を切り拓いていけること(81%)だということが、本調査で明らかになっている。

テック業界には「女性のリーダー」が不足している?

テック業界の魅力と可能性は認識されているものの、世界の女性たちは業界に足を踏み入れることを未だに躊躇しており、女性であることがこの業界でのキャリアパスの重要な局面で不利に働くと感じていることが判明。

彼女たちの道を阻むハードルとして、テック業界が男性優位な環境となっていること(52%)、採用過程においてジェンダー・バイアス(性的偏見)があること(32%)が挙げられている。

採用過程でのジェンダー・バイアスについての認識は労働市場によって異なり、ブラジルでは女性の59%がジェンダー・バイアスがテック業界での就職に悪影響を及ぼしていると感じる一方、 オランダでは18%、イギリスとドイツでは22%と、ヨーロッパ諸国では同様に感じる女性の数は比較的少ないという結果に。

全世界の女性の32%は、「決定権を持つ女性職員が不足している現状がテック業界での女性の可能性を狭めている」と感じており、特に女子高校生の40%にとって大きな不安要素となっている。

この状況が、全世界の女性の78%が「業界に加わること自体が困難だと感じる」こと、そして77%が「特定部門で成長、成功するのは難しいと考えている」ことに関係していると考えられる。

「女性たちの存在は、今もなおテック業界で注目を浴びていません。弊社の調査が明らかにしたのは、女性の前に立ちはだかる最も大きな障壁、つまり革新すべき部分が一体何なのかという点です」と語るのは、ブッキング・ドットコムのCEOであるギリアン・タンズ。

「世界中の女性たちが抱く、IT業界で成功を収めたいという意欲と業界に対する期待には感銘を受けるばかりです。特に、自らの将来への想いを燃やす若い世代の女性たちがテック業界でのキャリアに挑もうとする姿には、勇気をもらえます。」

ギリアン・タンズは続けて、「テック業界で真の意味で成功を収めるよう女性を後押しするには、業界全体が前に進むために行動を起こす必要があります。女性のロールモデルをより前面に出しつつ採用過程にも影響しているジェンダー・バイアスを取り除き、この産業の魅力はもちろん、一般社員から最高責任者までのすべての役職において女性に活躍の場があることをアピールする取り組みを行っていくことが大切でしょう。」と述べた。

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