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2018.10.21

情緒ある町並み、伝統芸能の神楽などひと味違う広島県安芸、芸北の観光スポットの魅力

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

 紅葉の便りも聞かれるようになり、秋の行楽シーズンを前に旅行の計画を立てている人も多いのではないだろうか。トレンド探検隊では“秋の女子旅 地元のおすすめスポットめぐり”として、広島と島根の観光協会がイチオシする観光地を旅してきた。女子旅とはいえ男性も楽しめるスポットが多く、今回は広島県の安芸、芸北の各エリアのおすすめスポットを紹介する。

竹原町並み保存地区(竹原市)

 平安時代に荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれている竹原。塩田の町、酒造りの町として繁栄した面影を残す「竹原町並み保存地区」は、江戸時代の屋敷や由緒ある寺が保存されており、ゆっくりと散策したいエリアだ。

 町並み保存地区の起点となるのが「道の駅たけはら」。無料の町歩きマップが置いてあるのでまずこちらで情報収集。最新情報をアップしている竹原観光協会のサイトもチェックしておきたい。

 道の駅をスタートして、幕末の志士にも大きな影響を与えた「日本外史」を著した賴山陽の銅像を左手に見ながら5分ほど歩くと町並み保存地区に入る。町並み保存地区は350mほどの本町通りを中心に、賴山陽の叔父であり医者として開業していた賴春風の邸宅「春風館・復古館」(国重要文化財)、唐破風の屋根、鶯色の壁、菱格子の塗り込め窓など豪奢な「松阪邸」(市重要文化財)など、塩の製造で栄えた浜旦那(製塩業者)の屋敷群が立ち並ぶ。明治になって郵便局として機能していた上吉井邸では、当時のポストを復元した「書状集め箱」が郵便ポストとして使われている。

 竹原の町家の特徴は「竹原格子」と呼ばれる、一軒ごとに工夫を凝らした出格子と平格子、塗格子が見られること。また、間口が七間もある家もあり、京都の町家に比べると間口が広い家が多い。

 NHKの朝ドラマ「マッサン」のモデルにもなった、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝の生家である竹鶴酒造も。ドラマ放送を機に竹鶴政孝と妻・リタの銅像も町並み保存地区内に建てられた。

 町並み保存地区内の中ノ小路にある藤井酒造は、竹原を代表する蔵元のひとつ。築250年ほどの酒蔵では「龍勢」をはじめとした日本酒、お酒と一緒に楽しめる食器が並ぶ。併設された酒蔵交流館にある、手打ちそばを提供するそば処も人気。

 7月の広島豪雨では酒蔵も1mほど浸水し機械類や商品に甚大な被害を受けたそうだが、ようやく復興して営業を再開している。10月27日、28日には町並み保存地区一帯で行われるライトアップイベント「第16回町並み竹灯り~たけはら憧憬の路~」が開催され、藤井酒造の周辺も幻想的な風景に彩られる。

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