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2018.10.17

食洗機市場に参入したAQUAの勝算

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

「贅沢品」「水道代がかかる」という食洗機のイメージを払拭する

 AQUA初となる「食器洗い機(送風乾燥機能付き)ADW-GM1」(オープン価格/実質価格7万円前後)が10月10日発売された。中国で高評価を得た製品を日本のニーズに合わせて、プログラム、仕様、部品にいたるまでジャパンテイストにカスタマイズ。時短ニーズの高い共働きの子育て世代(3人家族)をターゲットにしている。

 食事のあと家族がくつろいでいる中で、妻(夫が担当している家庭もある)だけが後片付け、食器洗いをしなくてはいけないという状況にストレスを感じることも多いはず。子育て中の女性を対象とした調査でも、食器洗いはしっかりとやりたい家事であるものの、55%の女性が「時短したい家事」として挙げている。

 しかし、洗濯機、冷蔵庫の普及率が98%とほぼどの家庭にもあるのに対し、食洗機は31%。理由としては、食洗機は贅沢品、手で洗う方が経済的、設置が面倒そう、夫や両親から家事をさぼっていると思われそうなどの理由で心理的ハードルが高いことが挙げられる。

 2003年のミスインターナショナル日本代表を経て、現在は料理研究家として活動し、6歳の息子がいる松見早枝子さんも、こうした声を料理教室の生徒から聞いていたと話す。自身も食器洗いは手洗いをしていた松見さんだが、AQUAの食洗機を自宅に導入。食洗機によって暮らしがどう変化したのかを語った。

「以前のビルトインタイプは満足感のいかない結果だったので機械を取ってしまい、それ以来ずっと手洗いだった。シンクに食器が積まれていると、早く終わらせなくてはというプレッシャーがいつもあった。夫の帰りが遅いことが多く、食器洗いの時間は子どもを1人で遊ばせていたが、食洗機に任せることで、食後に『お絵かきしようか』『今日はなにがあったの?』など、子どもと向き合う時間ができて気持ちにゆとりができた。食後にもう1回仕事をしなくちゃというのがなくなって、本当の意味で食後の団らんができたことはうれしい。

 キッチンはいろいろと使うスペースが必要なので、別置きの食洗機となると場所を取って狭くなるのではないかと心配だったが、実際に置いてみると、今までの洗いかごと同じ幅だったので、高さはあるがそのままそこに置くことができた。設置工事は業者さんにお任せなので面倒なことはまったくなく15分ほどで終了した。

 食洗器を使うとき汚いまま入れるのは抵抗があり、軽くゆすいでから入れているが、食器を入れた後はお任せなので本当に楽。夫には自分で入れるように言っているので、今までのようにシンクに食器が積まれている状態がなくなり、食事が終わると食洗機の中にお皿が入っていてボタンを押すだけなので、時間的にも心理的にもとても楽になった。汚れが残っていることは一切なく、仕事柄、変わった形の食器も多いが、きちんと並べて入れられなくても汚れは落ちていた。

 ガラストップの窓が大きいので高さがあるが開放的で威圧感がない。洗っている様子が見えるので使い始めたころは子どもが喜んでずっと眺めていた。夫は音が静かだということに驚いていた。ステンレスは汚れにくいし、残さいフィルターがあり、残さいを取るのも簡単で、うちのようにお湯で予洗いしているとほとんど残さいも溜まらない。ボタンを押したところ、濡れたところをさっとふき取る程度。

 食器洗いは大した作業ではないと思われがちだが、実は料理を作るのと同じくらい時間がかかる作業。私は料理を作るのが好きだが、片づけは好きではないので、その時間を家電に任せることは決して悪いことではないと思う。料理を作るのは機械任せにはできないので、労力は料理を作ることに使えばいいのではないか。1台あればどれほど気持ちが楽になるか、使ってみれば実感できると思う」(松見さん)

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