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2018.10.22

12月1日スタート!4K放送を可能にするための技術革新とは?

高精細「テレビ放送」を実現するための技術革新

4k・8k

 今年12月の幕開けを迎えるにあたり、各局はすでに4K対応機器での撮影・制作などを進めている。その先駆者はNHK。自然・科学ドキュメンタリー、ドラマなどを4K放送に対応するようにいち早く撮影してきた。また、民放局でも多くのコンテンツを4K放送用に撮影し始めている。

「4Kの映像は人間の視界いっぱい、クリアに広がるので、没入感は格別です」(放送サービス高度化推進協会・石田さん)

 そのクオリティーを実現するべく、カメラなどの制作機器の進化も続いている。従来のカメラは被写界深度が浅く、ピントが合う範囲が狭いため、例えば、野球中継でセンター側からバッターにピントを合わせると、ピッチャーやキャッチャーにはピントが合わなかった。そこでソニーではイメージセンサーなどに改良を加え、広くピントが合う業務用カメラを開発。さらに被写体の顔を認識し、自動でピントを合わせ続ける機能を搭載した。

「クオリティーの高い4K撮影が広がっていく中で様々なシーンに対応するため、熟練のプロカメラマンであっても、新しいテクノロジーのサポートが必要となるのです」(ソニー・小貝さん)

 さらなる技術革新によって、高精細なテレビコンテンツは魅力を増していくはずだ。

ソニー『PXW-Z280』ソニー『PXW-Z280』。世界初の4K3板式CMOSイメージセンサーを搭載したカムコーダー。より高度な撮影機能を搭載しつつ小型軽量化を図り、機動性を追求。すでに多くのテレビ局、映像制作会社の撮影現場に投入されている。

『吉田類の酒場放浪記』現在BS-TBSで放送中の『吉田類の酒場放浪記』も4K放送で放送予定。味わいのある店構え、料理のシズル感も4K映像で楽しめる。写真提供:BS-TBS

石田昭彦さん一般社団法人
放送サービス高度化推進協会常務理事
石田昭彦さん
放送の高度化を推進、普及を図る団体、放送サービス高度化推進協議会。4K・8K放送の普及活動に従事。

小貝 肇さんソニー ビジネスソリューション
小貝 肇さん
「ソニーは映像制作現場の声をくみ、機器を開発してきました。今後は対応の放送車両やシステムの構築が課題」

取材・文/中澤雄二

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