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2018.10.16

男性よりも女性の方が老後を現実的に考える傾向にあり

日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳と、年々延び続け、過去最高を更新している。※
「人生100年時代」と言われる中、人生の折り返し地点である40~50代で、最近増加している未婚者のうちどのくらいが長生きしたいと思っているのか、また「長生きしたい」「長生きしたくない」と意識を分ける要因はあるのか…そんな疑問について調査したアンケートの結果が届いたので、早速、紹介していきたい。

※厚生労働省「平成29年簡易生命表」より

「なるべく長生きしたい」と思っている40~50代未婚者は、全体で42%と半数以下。(図1)

未婚女性は長生きしたい意識が36%と同居・単身で大きな差は見られなかったのに対し、男性は同居有無で差がみられ、「単身」(44%)に比べ「同居」(57%)の方が「長生きしたい」意識が高い。

※長生きしたい意識で差がみられた、未婚(同居)男女を「長生きしたい層」「長生きしたくない層」に分けて、意識の違いをみた。

結婚を夢見ている未婚(同居)男性、自立して生きたい未婚(同居)女性。(図2)

「結婚した方が幸せになれる」と考える人は、“長生きしたい未婚(同居)男性”で52%に対し、“長生きしたくない未婚(同居)女性”は36%と低い。一方で「誰にも頼らずに生きたい」は、“長生きしたい未婚(同居)男性”で65%に対し、“長生きしたくない未婚(同居)女性”で75%と高い。

“長生きしたくない未婚(同居)女性”は、介護や経済的ゆとりに対して悲観的。(図3)

家族と同居している40~50代未婚男女間で、長生き意識に違いがあることが分かった。男性は家族を寄りどころとして長生きしたいという気持ちにはずみをつけているのに対し、女性は家族の存在を負担に感じ、長生きに消極的になってしまうという哀しい結果がみえてきた。

男女平等とうたわれて久しい日本だが、家庭の現場は女性が担うイメージが依然として強く、その結果、女性の方が老後をより現実的に、シビアに考える傾向にあるのかもしれない。

社会全体の役割意識を変えて、男女を問わず、長生きした先の介護や経済的な不安が払拭されることが、将来に期待を持って長寿を楽しむことへのキーポイントになりそうだ。

<調査概要>
調査名:恋愛・結婚・消費に関する調査
調査地域:一都三県(神奈川、埼玉、千葉)
調査対象:30~59歳男女個人
サンプル数: 有効回収 3395サンプル(性×年代別/未既婚離死別/同居有無を割付)
調査手法:インターネット調査
調査実施時期:2017年10月

出典元:株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント

構成/こじへい

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