
マンション入居の際にお世話になる管理会社。その良し悪しについては実際に住んでみないとわからないことも多いが、事前に評判の良い会社はどこなのか、いずれマンションの購入を考えているのであれば知っておいて損はない。
そこで今回、分譲マンション購入・売却検討者23万人を有するマンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」が実施した管理会社満足度調査の結果を紹介していく。
なお本ランキングは、「住まいサーフィン」会員23万人のうちマンション購入済みの入居者などに対し、管理状況に関する満足度について調査し、今年で10年目を迎えるランキングである。
全体ランキング1位 野村不動産パートナーズ
全体総合満足度1位は、野村不動産パートナーズ(71.7ポイント)だった。次いで、三井不動産レジデンシャルサービス(71.5ポイント)、住友不動産建物サービス(67.5ポイント)という結果に。
野村不動産パートナーズは、管理会社の業務遂行に管理会社に対する評価がすべての項目で1位ないし2位で、総合力においても(5)全体満足度と(6)推奨度の得点が共に全体1位だった。
野村不動産パートナーズは今回の結果により、10年連続の1位獲得。三井不動産レジデンシャルサービスは、管理人ならびに管理会社に対する評価が高く、(5)全体満足度・(6)推奨度ともに高い評価を受け、総合2位となった。住友不動産建物サービスは、管理人に対する個別評価などが高い評価を受け3位に。
上位5位では、東京建物アメニティサポートが昨年から順位を上げ、4位となった。
理事経験者のランキング1位 伊藤忠アーバンコミュニティ
理事経験者によるランキング1位は、伊藤忠アーバンコミュニティという結果に。伊藤忠アーバンコミュニティが1位になるのは、2016年以来2年ぶり。昨年1位の野村不動産パートナーズは2位にランクダウンし、3位は去年と変わらず三井不動産レジデンシャルサービスだった。
10万戸未満の管理会社のランキング1位 東京建物アメニティサポート
管理戸数10万戸未満の企業のランキング1位は、東京建物アメニティサポート。東京建物アメニティサポートは同カテゴリーで初の1位となり、以降、2位にモリモトクオリティ、3位に住商建物、4位に明和管理、5位に双日総合管理と続く。
以上のような結果になった今回のアンケート調査。マンション購入をお考えの際は、ぜひ、本ランキングを参考にしていただきたい。
【調査概要】
■調査実施時期:2018年8月3日~14日(インターネット調査)
■有効回答数:1837(サンプル数20件以上の管理会社をランキング対象としています)
■調査項目:(1)管理人 (2)管理会社 (3)コスト (4)サービス・イベント (5)全体満足度 (6)推奨度
<総合満足度>は(5)全体満足度と(6)推奨度の平均値から算出
出典元:スタイルアクト株式会社
構成/こじへい