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2018.10.14

フードロス問題の解決策として期待されるアプリ「Food for All」の問題点

本来まだ食べられるものが、賞味期限や形崩れなどを理由に日々大量に捨てられていってしまう「フードロス問題」が今アメリカで大きな課題となっている。

アメリカの農務省の推計によると、毎年飲食店や家庭で廃棄される食品の量は約6,000万トン、金額換算すると約1,616億ドル(約18.3兆円)だという。

このフードロス問題の解決策の1つとして、最近ボストンで話題になっているのが「Food for All」というスマホアプリである。

「Food for All」は、売れ残った料理を割安価格で販売したい飲食店と一般消費者をつなぐアプリで、2016年にハーバード公衆衛生大学院との提携のもと誕生した。

「食品廃棄物をできるだけ少なくしたい」という飲食店側のニーズと、「できるだけ安く食べ物を購入したい」という一般生活者のニーズがマッチした画期的なアプリである。

現在の使用可能エリアはボストンとニューヨークのみとなっているが、今後の拡大が期待されている。

今回は、ボストン在住の私が実際にこのアプリを使用して感じたこと、そしてこのサービスに参加している飲食店の方へのインタビューを通して考えたことを紹介したい。

Food for Allの仕組みとは?

Food for Allに参加している飲食店は、その日売れ残りそうな商品や、余りそうな食材を使った料理と取りに来て欲しい時間(ピックアップ時間)をアプリに掲載する。

当然ながら、お店はその日に余った料理・商品を提供するため、ピックアップできるのはお店の閉店時間近く(20-22時)になってしまうが、そこは致し方ない。

位置情報を利用し、現在地周辺のFood for All参加店がスマートフォンに掲載されるので、ユーザーはその中から好きなお店を選択して、クレジットカードで事前決済を行う。

驚くべきは料理の金額。普段お店で提供されているものと変わらない料理が、通常の半額で購入することができるのである。

中には定価の70%ほどで購入できる商品もあり、とてもお得なサービスだと言える。

Food for Allを利用してみてわかった〇と×

感想1:参加店が少ない

料理を購入するお店を決めようとしてアプリを開いたところ、思いのほか参加店が少なかった。自宅周辺のFood for All参加店は、チェーン店のメキシコ料理、中華料理、ベーカリーくらいしか選択肢がなかったため、頻繁に使用しようという気持ちにはならなかった。

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