
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
2018年9月28〜30日、千葉・幕張メッセで“クルマでの旅”をテーマにした都市型イベント「カートラジャパン2018」が開催された。クルマでの旅というと一番にキャンピングカーを思い浮かべるが、カートラではキャンピングカーに限らず車中泊向きのクルマを中心に、キャンピングカーのレンタルサービス、車中泊アイテム、旅に持っていきたい遊び道具など、クルマで行く旅に関するものが集合。台風24号が接近するという大荒れの天候にもかかわらず3日間で約4万1000人が訪れた。
クルマで旅をする人は、ペット連れであることも多い。そこでドッグイベントも同時開催しており、ペットとの旅に便利なアイテムもズラリ。ボルボはペットのためのXC90でフォトブースを用意していた。
魅力にたっぷり触れるレンタル・キャンピングカー宿泊体験
都市型イベントには珍しく、会場脇の駐車場一部を宿泊エリアに設定。持参したテントや愛車での宿泊はもちろん、キャンピングカーのレンタルサービスを提供している「CAMP IN CAR」の車両でも宿泊体験ができるのは貴重だ。
レンタル・キャンピングカーは、自分でベッドメイクするし、ファニチャーや冷蔵庫など電気製品の使い勝手などを確認できる。すぐそばにCAMP IN CARスタッフがいるので相談しやすいことも心強い。
レンタル・キャンピングカーで実際にすごせば、そのサイズ感や自分に必要な装備、どんなレイアウトが使いやすいかが見えてくる。旅の道具としてはもちろん、失敗しないキャンピングカー選びのためにも、キャンピングカーのレンタルはアリだ。
ハイエースやダットサンの展示車両は改造のヒントが満載
芸人でありながら棟梁を務めるバッドボーイズ・佐田正樹さん率いる「佐田工務店(sataworks)」は、エイジング加工を施したリノベ・ハイエースを展示。錆具合がかっこいい。
ウッディな三角屋根が印象的なダットサン・キャブライト。長野県の「トミーズハンディマンサービス」が手がけた車両で、こちらも参考出品だ。これからキャンピングカーを作ろうと考える人にとって、大いに参考になる。