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2018.10.12

皇帝が魅了された伝説の置時計「シンギングバード・クロック」って知ってる?

皇帝を魅了したという伝説の置時計『シンギングバード・クロック』の修復作業が完了し、ヌーシャテル美術歴史博物館の臨時展覧会「3つの時の夢(Rêves en trois temps)」で披露されているのをご存知だろうか。

伝説の置時計『シンギングバード・クロック』

11月初旬にル・ロックル時計博物館に返却されるこの置時計は、全面的に修復され、機能や部品も保護されているが、寿命を長く保つために、厳重な監視のもと今後ごく稀にしか作動しないという。

動力源に2つのフュゼ機構(各1.8m)を備え、後部の地板には「P Jaquet Droz A La Chaux de Fonds(ピエール-ジャケ・ドロー、ラ・ショー・ド・フォンにて)」と刻まれている。また、ムーブメントは、クラウン- ホイール エスケープメントを搭載して、1時間と15分単位で2つのゴングを打ち鳴らす。シンギングバードはキャビネットの上の鳥籠に収められており、10本のフルートで6種類のメロディーを奏でる。メロディーが流れている間、鳥は嘴を開き、羽を動かし、この種のオートマタでは極めて珍しく胸を膨らませながら回転する。

一説によると、ナポレオンは帝国様式のキャビネットにこのオリジナルムーブメントを搭載させ、後に自身の弟と結婚してカトリーヌ・ボナパルトとなる、カタリーナ・フォン・ヴュルテンベルクに贈ったといわれている。

現在、修復は完了し、ムーブメント、鳥、ブロンズ装飾、キャビネットが復活。年輪年代学により内側のキャビネットの時代を推定した結果、ピエール-ジャケ・ドローの活動時期と完全に一致する1754年に伐採されたエゾマツが使用されていることが確認された。

エジプト回帰様式(Retour d’Egypte)にインスピレーションを受けた、星、パルメット、玉縁のブロンズ装飾は、この置時計が名高いオーナーたちによってキャビネットに修正を加えられ、それぞれの時代を反映するスタイルにアレンジされたことを証明している。

関連情報/http://www.jaquet-droz.com
構成/編集部

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