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森保ジャパンの歴代最強イケメントリオ南野、中島、伊東はロシア組合流でさらなる進化を見せるか!?

2018.10.11

雑草魂を持つ正統派イケメン

 もう1人の伊東は2人より少し年長の25歳だが、回り道してきた雑草選手だ。神奈川県横須賀市の町クラブから県内の中堅校である逗葉高校、関東大学サッカー2部の神奈川大学を経て2015年にヴァンフォーレ甲府でデビューした時はまだまだ無名に近い存在だった。50mを5秒台後半で走る爆発的スピードとスプリント回数の多さという走力を武器にJ1を席巻し、2016年には柏レイソルに引っ張られ、2017年12月の東アジアカップ(東京)でA代表デビューを飾った苦労人である。

 彼もまたハリル監督に才能を評価されながら、ロシアは落選。森保体制発足直後もオランダで急成長を遂げた20歳の堂安律(フローニンゲン)の陰に隠れた位置づけだった。しかし北海道胆振東部地震によって中止になった9月7日のチリ戦の代わりに設定された紅白戦で唯一のゴールを奪って存在感を強烈にアピールし、コスタリカ戦でも後半40分から出場でロスタイムに豪快なドリブル突破からの一撃をお見舞い。それを指揮官の評価される形で再度チャンスを与えられた。

 その期待に応えるかのように、10月6日のサンフレッチェ広島戦では2ゴールをゲット。1点目は左CKをGKがパンチングし、跳ね返ったボールをペナルティエリア外からボレー。そのままネットに突き刺す芸術的弾だった。2点目も相手DFのクリアに右から反応し、エリアギリギリのところからノートラップでゴール。この2得点で柏は5試合ぶりの勝利を挙げ、J1残留へ大きな一歩を踏み出した。森保監督もJ2降格危機に瀕するクラブにいる選手に「頑張ってほしい」と奮起を促していて、伊東が真っ先に反応した格好だ。本人も「しっかり得点に絡めるようにやっていきたい。結果を出せるように全力でやるしかないと思います」と新潟合宿初日から高いモチベーションを口にしている。茶髪の正統派イケメンながら、類まれな雑草魂を持つ男は、日本代表で生き残ろうと躍起になっているのだ。

 彼ら3人がさらなる進化を代表のピッチで示し、パナマとウルグアイに連勝できれば、「もはや30代前後の香川真司(ドルトムント)や乾貴士(ベティス)を呼ぶ必要はない」という論調に傾くのは間違いなさそうだ。まだ27歳の原口と言えども、新天地・ハノーファーで試合に出られない状況が続けば、彼らに地位を脅かされてしまうだろう。歴代最高イケメントリオがそういう流れに持っていけるかどうか。そこは10月シリーズの最大の見どころと言っても過言ではない。同じイケメン枠で括られる柴崎岳(ヘタフェ)らの動向も踏まえながら、森保ジャパンのスター探しをしてみるのもいいアイディアではないだろうか。

取材・文/元川悦子

長野県松本深志高等学校、千葉大学法経学部卒業後、日本海事新聞を経て1994年からフリー・ライターとなる。日本代表に関しては特に精力的な取材を行っており、アウェー戦も全て現地取材している。ワールドカップは1994年アメリカ大会から2014年ブラジル大会まで6大会連続で現地へ赴いている。著作は『U−22フィリップトルシエとプラチナエイジの419日』(小学館)、『蹴音』(主婦の友)『僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」(カンゼン)『勝利の街に響け凱歌 松本山雅という奇跡のクラブ』(汐文社)ほか多数。

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