
日本のポップスとロックに多大なる影響を与えた音楽界の革命者といえば「大瀧詠一」。
2013年の65歳でこの世を去るまで、ミュージシャン、作曲家、音楽プロデューサー、レコードレーベルのオーナーなど、多方面から音楽に携わり活躍を続けた日本音楽の第一人者だ。
自身のアルバム「A LONG VACATION」では日本レコード大賞ベスト・アルバム賞を受賞した他、前田聖子の「風立ちぬ」、森進一の「風冬のリヴィエラ」など、数多くの楽曲を歌手に提供し、一時代を築き上げてきた。
現代のインディ・ポップ気鋭アーティストが大瀧詠一作品をカヴァー
今年の12月3日、そんな大瀧作品を愛してやまないインディ・ポップの気鋭アーティストによる大瀧詠一作品カヴァー集が発売される。
カヴァーするのは、シャムキャッツ、キイチビール&ザ・ホーリーティッツ、トリプルファイヤー、柴田聡子といったJポップインディの人気アーティストや、テレビ東京『家、ついて行ってイイですか?』に登場後、注目を集める14歳中学生の大瀧フォロワーKEEPON(キーポン)など、若かりし日の大瀧を思わせるユニークな12組。
「夢で逢えたら」「風立ちぬ」「君は天然色」など、いずれも大瀧ファンなら見逃せない楽曲を収録する予定だ。
また、今回のカヴァー集ジャケットを『GO!GO!NIAGARA』などナイアガラ作品でおなじみの中山泰が手掛けている点も見逃せない。CDを手に取り、どこか懐かしさを感じる人も少なくないはずだ。
本カヴァー集はCDに先行し11月3日の「レコードの日」にアナログ盤として発売される。昭和の古き良き楽曲と平成の新進気鋭アーティストたちの融合を、ぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。
関連情報
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構成/編集部