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2018.10.08

売ることを前提にモノを買う時代の衣服との付き合い方

フリマアプリなどのシェアリングサービスが広く活用されている中、衣類一つ買うにしても、意識に大きな変化が起きている。こうした時代の変化を踏まえると、いま自宅にたくさんの着ていない衣類がある場合、ぜひ衣類との上手な付き合い方を今一度考えてみたい。売るのを想定する買い方、レンタルという方法、そしてクローゼットの中の衣類への具体的な対策などを紹介する。

売ることを前提にモノを買う時代に

フリマアプリ「メルカリ」主催のセミナー(2018年4月16日(月)開催)で登壇していた、マーケティング研究を行う慶應義塾大学大学院経営管理研究科の山本晶准教授は、「フリマアプリの影響により、モノを永続的に“所有”することから“利用”するという価値観の変化が起きている」と話した。

同セミナーに登壇していた株式会社ウツワ代表取締役 ハヤカワ五味氏も、「洋服を買おうとしたら妹に『それメルカリで売れないから買っちゃだめだよ。』と言われたことがあります。『商品の丈夫さ』や『周りの人が買いたいと思うか』が重要になってきていると思います」と話した。

今は、売ることを前提にモノを買うといったように、人々の購買活動には数十年前と比べると大きな変化が起きているようだ。

買うのではなく「借りる」という方向も

売ることを想定して買うということと共に、今は、「借りる」というのも一つのトレンドになっている。ファッションサブスクリプションサービス「MECHAKARI(メチャカリ)」がその代表的な例だ。

メチャカリは株式会社ストライプインターナショナルが展開するファッションレンタルアプリで、新品の衣類を3品まで、月額5,800円(税別)で何度でも借りることができる。返却手数料は1回につき380円(税別)だが、60日間借り続けると、そのアイテムはもらうことができるといった仕組みだ。

この「借りる」という考え方にはどんなメリットがあるだろう。ストライプインターナショナルの担当者は次のように話す。

「必要なときに必要な分だけ借りられる、というのがまず大きなメリットだと考えています。クローゼットの中が、着なくなった洋服、季節感の異なる洋服、気に入っていたけどトレンド落ちの洋服など、ほとんど着ない洋服で埋めつくされていることはないでしょうか。例えば、今シーズン、白いコートがトレンドだとします。来年も流行るのか分からず、着用時は汚れが気になってしまう。こんなとき、レンタルであれば汚れも気にせず、気軽にトレンドが取り入れられるでしょう。レンタルなら、必要なときに必要な洋服を借りられ、そのシーズンの最新トレンドが取り入れることができます。また、返却できるので、クローゼットがパンパンになることもありません」

「借りる」というのは、ファッションの流行をその都度、取り入れたい派にとっては、大きなメリットと言えそうだ。

ところで、このメチャカリのサービスで気になるところがある。それは「出荷完了から60日間借り続けたアイテムは差し上げます」の案内だ。借りているのに「差し上げます」とは、一体どういうことなのか?

「一般的にレンタルサービスでは、通常レンタル料に加え、延滞料や遅延金などで儲けを得ているかと思います。また、紛失してしまった場合には賠償金などの費用が発生するサービスもあるかもしれません。そこでメチャカリでは、お客様にとってもフェアなサービスを目指し、定額でご利用いただくことを条件に、60日間借り続けていただいたアイテムはお客様にそのまま差し上げることにしました。そうすることによりお客様にとってみれば、延滞料や遅延金などの追加の負担がなくて済みます。万が一レンタルした商品を紛失してしまっても、定額料金のみをお支払いただくことにより、追加料金がかからないサービスとしました。実際にアイテムをもらわれるお客様の比率は過半数を超え、たくさんのお客様にご利用いただいています」

クローゼットがパンパンにならない程度に、“借りた後、もらう”というのは新しい所有の方法と言えそうだ。

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