
株式会社PFUは2018年10月2日、パーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズの新商品発表会を行った。
2001年に誕生したScanSnapシリーズは、今年2018年に全世界出荷500万台を突破。今や日本だけでなく、世界中から支持されるスキャナーになった。
6年ぶりとなるScanSnap待望の新商品は、人気商品iX500の後継機となる「iX1500」。ユーザーからの声を反映させ、随所に大幅な変更・改善が盛り込まれた。
本記事では、iX1500に追加された新機能と、同商品はどのような方におすすめなのかを紹介する。
iX1500発表会の様子
左)執行役員常務 宮内氏、中央)代表取締役社長 半田氏、右)イメージソフトウェア開発統括部 第一開発部長 大窪氏
ScanSnapとは
ScanSnapは、あらゆる紙や文書を簡単にPDF化してくれるパーソナルスキャナー。すでに書類の整理にScanSnapシリーズを活用している方も多いだろう。何を隠そう、筆者も数年前からScanSnap S1100を愛用している。
ScanSnap最大の魅力は、その「手軽さ」だ。
例えば、名刺の整理。筆者自身、ScanSnapを使用するまでは名刺を1枚ずつスキャナーにセットするか、名刺管理アプリのカメラで撮影をしていた。面倒で時間のかかる作業である。(結局、途中でやめてしまうことも多々あった)
ScanSnapを使うと、そうした面倒やストレスは一切ない。サクサクと名刺を読み込ませることができ、あっという間に作業が終わる。
最近では、紙の本をPDF化しタブレットなどで読書を楽しむ、いわゆる「自炊」にScanSnapを活用する人もいる。
情報は必要なものの、紙で保存する必要がないものは意外と多いものだ。それらの書類をScanSnapでデータ化することで、スペース確保にも役立つ。データ化しておけば、保存・整理・検索がグッと楽になる。