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2018.10.06

京都観光は「直進」せよ!清水寺も祇園も迷わず行ける鉄板観光ルート「東大路通」

行楽シーズンの鉄板観光地、京都。本格的に秋めいてきた今の時期、10月の3連休を利用して京都観光を予定している人が多いだろう。京都には見どころが数え切れないほどあり、「どこに行こうかな~」と、楽しみながら悩んでいるに違いない。

しかし京都の観光名所は1つの場所にかたまっているのではなく、市内でバラバラに点在している。地図とにらめっこしながら「どのルートで行こう……」「交通機関に迷う……」と頭を抱えたり、土地勘のない場所を移動するので「道に迷ったら嫌だな……」と不安がちらついている人もいるはずだ。

満喫するはずだった京都観光。しかし交通機関や道に迷ってもたもたして、楽しみが半減してはもったいない。

そこで! 京都府出身の筆者が“失敗しない京都観光”をご提案したい。道に迷わず、交通機関も簡単で、しかもあの名所を次々に訪れることのできる鉄板の観光ルート。

京都市の主要な大通りの1つ、東大路通を端っこから直進するのだ!

なぜ東大路通を直進すると失敗しないのか

そもそも京都には「交通機関に苦労する」という欠点がある。電車や地下鉄は発達していると言いづらく、一方、京都市交通局が運営する市バスは発達しすぎたせいで観光客を惑わす存在になっている。筆者がかつて地元民だった頃、市バスのバス停前でオロオロする観光客を何度も目撃した。

各観光名所までの交通ルートが、市バスによって迷路のように幾通りも存在するならば、99%迷わないようすべて“直進のみ”にしてしまえばいい。その直進の途中で有名な観光地に降り立って京都を楽しめばいい。

実は、そんな都合の良すぎるルートが京都市にはいくつか存在する。周知のように京都市を流れる道路は、大多数が碁盤の目のように一直線で交差している。その中には主要な大通りがいくつか存在し、その多くが有名な観光名所のそばをかすめているのだ。

例を挙げると、京都タワー・東本願寺・京都御所をかすめて最終的に下賀茂神社に流れ着く烏丸通、嵐山・東映太秦映画村・妙心寺・二条城・京都御所・平安神宮をかすめて少し足を伸ばせば哲学の道に行き着く丸太町通、円山公園に始まり京都最大の歓楽街・四条河原町と祇園を通過しビジネス街を横目に見ながら松尾大社に行き着く四条通など、挙げればキリがない。

これは京都タワーの横を流れる烏丸通だ。

その中でも最も知名度ある観光名所を貫き、さらに直進を助ける市バスが数多く運行する大通りがある。それが東大路通なのだ。

東大路通を直進するとどんな観光名所にたどりつくのか、お盆休みを利用して筆者が実際に現地取材をしてきたので、ここからはその模様を道案内のような形でご紹介したい。先に申し上げておくが、この記事は超絶長い。そこで記事で扱う観光名所をあらかじめ箇条書きで挙げておこう。

・750年の歴史が脈々と受け継がれる紅葉の絶景「東福寺」
・無数の観音様が織りなす国宝の壮観「三十三間堂」
・世界に誇る東山の大舞台「清水寺」
・歴史ある神社仏閣と街並に“京都”を感じる「祇園」
・京都最大の歓楽街「四条河原町」
・明治時代の代表的な日本庭園「平安神宮」
・地元民が憩う鴨川の起点「京都府立鴨川公園」
・京都ラーメンの聖地「一乗寺」

読者の京都観光の役に立てば幸いだ。

750年の歴史が脈々と受け継がれる紅葉の絶景・東福寺

災害のような暑さが続いた今年の夏。太陽がギラギラ人間たちを焼きつける中、筆者はこの場所に降り立った。京都駅からJR奈良線で一駅、東福寺駅だ。

ここから徒歩2分もかからない場所に、この企画のスタート地点、東大路通の端っこがある。

この道を直進すると京都の鉄板観光地を次々と行けるのだ。

余談だが、この後ろには大きな橋が伸びており、これを境に“東大路通”が“九条通”に変わる。九条通を直進すると“五重塔”で有名な東寺に行けるのだが、正直ちょっと遠い。東寺へ行きたい方は、京都駅から近鉄電車に乗り換えて、東寺駅で降りよう。

余談はここまでとして……このすぐそばに建っているのが、この石柱だ。

ここから徒歩10分ほどで東福寺にたどりつく。

東福寺の本堂(仏殿)。

東福寺の創建は鎌倉時代にまでさかのぼる。ときの摂政関白・藤原(九條)道家が、南都東大寺と興福寺から「東」と「福」の二文字をとって、九條家の菩薩寺として造営したのが東福寺だ。1236年より19年間かけて、都最大の伽藍(=僧侶たちが集まって修行する場所のこと)を完成させた。

禅宗最大最古の三門。楼上内部に極彩画が描かれている。三門の内部の公開は春だけなので注意。

明治14年に方丈・本堂・法堂などを焼失・再建したものの、今なお中世より遺る座禅道場・禅堂、室町前期に再建された日本最古最大の東司など、東福寺には創建750年の歴史が脈々と受け継がれている。

中世より遺る禅堂。

日本最古最大の東司。便所のことだ。禅僧は用を足すのも修行と定め、東司へ行くにも厳しい作法があった。

しかし東福寺の魅力はこれだけではない。境内にある紅葉の名所・通天橋、昭和の名作庭家・重森三玲による方丈庭園も絶対に見逃せない。

東福寺の広大な境内には3つの渓谷がある。その1つ、通天橋から臨む渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)は、もみじの絶景が広がる。

こちらは臥雲橋から通天橋を臨んだ景色。

もみじの向こうに臨む通天橋はいつの季節も趣がある。

東福寺を訪れた人には、広大な境内に生い茂る絶景が待っているはずだ。

一方、こちらは東福寺本坊庭園(方丈庭園)。昭和の名作庭家・重森三玲が手がけた近代庭園の傑作とされ、国の名勝にも指定されている。

750年の歴史漂う東福寺を、筆者は1時間ほどかけて楽しみ、再び東大路通に戻ってきた。

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