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2018.10.01

「UNO」の47歳違いの弟「DOS」は性格が悪いほど楽しめるゲーム!?

 恥ずかしながら面食いである。「お前の顔でそんなことがよく言えるな!」と自分でもツッコミたくなるが、事実なんだから仕方がない。どうにもこうにも美女が好きである。年齢を重ねた今は、自らの外見、収入、性格を落ち着いて分析できる。よって、未分不相応な望み(美女との交際)など抱くことはない。しかし昔は違った、特に高校時代は酷かった。

 たぎる想いとは裏腹に時化た恋愛事情。いつか入館できると信じて、“恋愛”というテーマパークの入場ゲートに並んではいたものの列は一向に進まない。そんな現実へのイライラがピークに達しつつあった高校2年生の夏、僕は同級生Mと親密になった。Mはイケメンではないものの異性交遊が豊かな男で、原宿でナンパするタフガイだった。

 一度、Mにナンパの秘訣を聞いたことがある。

 すると……、

M「お前さ、面食いだろ。理想が高すぎるんだって。自分が求めるランクを2つ、ないしは3つ下げてナンパしな。そしたら成功するから!」と熱弁(失礼なことを言っていますが、バカな高校生の話なので勘弁してください)。

 それでナンパするなんてことはなかったが、チャラ男がフィールドワークの末に生み出した答え。たぶん、ナンパ哲学においてはある種の真理なんだろう。15年経った現在も忘れることはない、Mが放った助言は今も瑞々しく光っている。

 高校の卒業間際、Mと雑談をしていると「この前、妹がさぁ〜」と話始めた。僕は「えっ?」と再度耳を傾ける。「いや妹がさ!」「い・も・う・と?」「妹だよ、俺の妹」。

 驚愕の事実に腰が引けた、Mとは1年以上がっつり友人関係を育んだが、妹がいることは初耳。Mは映画関係の仕事をしている兄について頻繁に語っていたので、その驚きもひとしおだった。

 Mのことはよく知っているつもりだったが、家族構成すら知らなかった。そんな事実はなぜだか僕を妙に切ない気持ちにさせた。

 2018年夏。

 PR会社に務める知人から「面白いゲームがあるから体験しませんか?」とメールが届く。断る理由もないので「うん」と承諾。数日後、知人は同僚を連れて僕の地元にやってきた。「駅近くのモスバーガーにいます」と知人、自転車で駆けつけるとテーブル席はさながら女子会の様相。

「今回、紹介したいのは……」と知人から手渡されたのが「DOS」である。カードデザインは「UNO」とそっくり。もちろん、パクリ商品ではなく「UNO」と同じくマテル社から発売となった正当なる後続商品だ。パッケージにも「UNOの兄弟のドス!」と記載される。

 物心つかないうちからプレイしている「UNO」、よく知っているつもりだったが弟がいたとは知らなかった。ふと、上記したMの妹の話を思い出す。

「UNO」は1971年に考案され、毎年5億枚以上印刷されるカードゲーム界のスーパースター。2018年8月に発売となった「DOS」は「UNO」の47歳離れた弟ということになる。七光りとまでは言わないが三.五光、優秀な兄を持った弟はグレやすい。発売直後から一心に期待をかけられる「DOS」のプレッシャーはパない。

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