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光の質を60年間保つダイソンの未来型LED照明は何がスゴいのか?

2018.09.30

「電球」などに展開する予定はない

 日本では、天井の接続器具に接続するシーリングライトが主流だ。いくら手元のデスクライトやフロアライトで自然光に近い光を再現しても、シーリングライトの光と色合いがちぐはぐになってしまっては思うような効果が得られない。それについてバナード氏は「場所や好みに合わせて使い分ければいいと思います」と語る。

サム・バナード氏

「窓の近くならもちろん自然光に合わせた光にすればいいでしょう。私は照明のプロなので部屋ごとにさまざまな照明を使っており、シーリングライトも使っています。夜にタスクライトで作業したいときは、タスクライトをシーリングライトと合わせた色味にしています。色合いを変えられる(調色機能を搭載している)シーリングライトをお使いの方なら、夜は暖かい色合いにしている家庭も多いことでしょう。そういうときは、その色合いに合わせてタスクライトの色合いを調節すれば、作業しやすいと思います。アプリで1回調節して『カスタムモード』(最大20個まで設定可能)に登録すれば、いつでも呼び出して使えます」(バナード氏)

 ダイソンは2017年3月からオフィス向けの天井吊り下げ式LED照明「Cu-Beam Duo(キュービームデュオ)」を販売しているが、コンシューマ向け照明はこのモデルが本格的な参入と言える。ただ、気になるのは「今後」だ。

 まずシーリングライトについては、日本など一部の地域以外にはあまり普及していないこともあって、ラインアップする予定は全くないという。

「ダイソンとしては皆さんにとって簡単に使えて使いやすい製品を作ることで、より快適な生活を提供したいと考えています。このデスクライトなら作業机に置いたり、子供のデスクに置いたりと、簡単に設置できます。そうすることでただちに作業がしやすい環境が提供できる。こういう方向性で進めていきたいと考えております。私たちは日光に対する理解にかなり努力を費やしてきましたし、LEDを駆動する方法もかなり研究してきました。将来のことはまだ分かりませんが、それらを今後もより改善していく方向に向かいたいと考えています」(バナード氏)

 シーリングライトは日本ローカルに近いため難しいのは理解できるが、もう1つ気になるのが「電球」だ。デスクライトよりもより一般的な電球でダイソンらしい製品を作っていく考えはあるのだろうか。

「それはありません。電球はコントロールが難しく、グレア(まぶしさ)が出ます。取り付け方法にも問題があります。ダイソンとしては常にパーフェクトな製品を作りたいと考えているのですが、電球はそれを保証できません。電球を見てしまうとまぶしくて目が痛くなるくらいですし、目が疲れてしまいます。そういう問題が解決できないので電球は考えていません。それはほかのメーカーにお任せしたいですね」(バナード氏)

取材・文/安蔵靖志

IT・家電ジャーナリスト、AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。記事執筆のほか、テレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ〜ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演中。

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