人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

なぜ日本企業はITイノベーションに対する意識が希薄なのか?

2018.09.27

どんなに「IT」と遠い業界においても、各種管理にPCが使用されているように、今や企業運営にIT技術は欠かすことが出来ない。では、世界と比較した時に、日本企業はどれだけIT分野への投資に前向き、あるいは後ろ向きなのだろうか?

今回、世界15の国と地域で実施された「IT投資に対する企業の意識調査」から9つの設問を抜粋し、世界と日本の意識の違いを読み解いていく。

設問1)あなたの組織の現在のIT予算のうち、事業継続のため予算と、ITイノベーションのための予算にそれぞれ何割を充てているか?

IT予算のうち「事業継続」にかけている割合については、世界平均が58%であるのに対して、日本はそれを上回る64%という高い比率であった。
ちなみにこの日本の数値は、ブラジル/アルゼンチン地域(70%)、イスラエル(68%)に次いで3番目に高いものとなっている。

設問2)自身が所属する組織はもっとイノベーションに対して投資すべきであると思うか?

IT予算をイノベーションに投資すべきだと思っている割合(強く思う+思う)は、世界平均では実に89%にも達した。これに対し日本の回答者の割合は66%にとどまった。このことから、日本企業ではITイノベーションへの投資に対する意識が、世界と比べてまだ希薄であると言える。

設問3)あなたの組織でイノベーションを妨げる最大の阻害要因は何か?(複数回答可)

イノベーションを妨げている要因としては、多くの回答者が「事業継続のために費用をかけすぎている」(世界平均77%、日本76%)を選択している。

また日本では、「イノベーションへの投資に対する取締役会の理解が得られない」という回答が、「イノベーションを実現するための社内スキルが十分でない」と並んで2位(ともに74%)に付けた。社内環境の改善が大きな課題となっていることもうかがえる。

設問4)あなたの組織の主要なエンタープライズ・アプリケーションソフトウェアのベンダーはどこか?(複数回答可)

企業内で最も利用しているエンタープライズ・アプリケーションとしては、世界平均、日本ともにMicrosoftが上位となった。(世界平均68%、日本60%)

Oracle、SAPの利用比率について見ると、世界平均でOracle 43%、SAP 36%、日本企業ではOracle 28%、SAP 14%であった。

設問5)あなたの組織がイノベーションを加速し、ビジネス戦略を推進するという点で、既存の主要なエンタープライズ・アプリケーションソフトウェア・ベンダーの支援に満足しているか?

イノベーションの加速、ビジネス戦略の推進という観点において、アプリケーションベンダーに「非常に満足している」あるいは「おおよそ満足している」と回答した方の合計は、世界平均が79%であるのに対して、日本では64%にとどまった。ベンダー支援に対する日本企業の満足度は、世界の中では低いレベルにあることがわかる。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年10月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「カラビナ付きマルチツール」!激動のエアライン、超便利な出張ギアを大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。